2013 Fiscal Year Annual Research Report
クラウドコンピューティング環境による次世代ｅラーニングスタイルに関する研究開発
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23501178
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| Research Institution | Waseda University |
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Principal Investigator |
平澤 茂一 早稲田大学, 理工学術院, 名誉教授 (30147946)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 美知子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (70148229)
玉木 欽也 青山学院大学, 経営学部, 教授 (40188420)
中澤 真 会津大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (40288014)
小泉 大城 サイバー大学, 総合情報学部, 講師 (20386709)
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| Keywords | 教育工学 / eラーニング / 電子書籍 / クラウドコンピューティング / 学習スタイル |
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| Research Abstract |
平成25年度は前年度に扱った，学習者が電子書籍を利用しながらeラーニングにより学習する場合のうちで，特に演習室等において教員との対面形式による実習を想定した学習スタイルを扱った．具体的には教員側がHTML5とJavascriptとを援用したWebページの形式で教材を作成すると，Webを経由して学習を行った学習者の学習履歴の取得や可視化を実現するツールのプロトタイプを試作した．さらにこのプロトタイプを用いた教材作成の基礎的なフローの構成も行った．このプロトタイプを用いて，研究代表者らのグループで実際に演習室での授業を想定した実証実験を行ったところ，蓄積された学習履歴から学習者の行動の詳細をある程度把握可能であることが確認できた．
研究代表者，研究分担者による定常的な研究活動に加えて，すべてのメンバーが進捗を報告し，議論を行う全体会議を2013年度中に計3回，また，学外から専門家を招へいして講演会を開催し，議論を行う拡大全体会議を同じく計3回（うち，2回は1泊2日の合宿形式で開催），また，研究代表者および研究分担者の所属する2大学を会場とした公開シンポジウムを計2回開催した．結果として，平成25年度に開催した研究打ち合わせや講演会は計8回にのぼり，活発な研究活動が行われたものと思われる．また，関連する学会において少なくとも計13件の報告を行い，また1冊の専門書籍の刊行を行った．
今後の課題としては，平成25年度に作成したプロトタイプの機能やフローをさらに充実させるとともに，実用化にむけた仕様検討や組織作りを加速させることなどが挙げられる．
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