2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23510327
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Research Institution | Daito Bunka University |
Principal Investigator |
中野 亜里 大東文化大学, 国際関係学部, 教授 (60188993)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村尾 智 独立行政法人産業技術総合研究所, 地圏資源環境部門, 研究員 (10358145)
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Keywords | ベトナム / 資源開発 / ボーキサイト / 環境ガバナンス |
Research Abstract |
平成23、24年度の研究の成果を各方面に公開し、情報の共有、意見交換をはかった。学会における研究発表としては、第一に、東南アジア学会第89回研究大会(2013年6月2日、鹿児島大学)において、「大規模開発をめぐる『ガバナンス』の諸問題」と題して、ベトナムのボーキサイト開発の現地調査報告を行ない、東南アジア地域研究の専門家との間で情報の共有と意見交換を行なった。第二に、日本国際政治学会2013年度研究大会(2013年10月26日、新潟・朱鷺コンベンションセンター)において、「ベトナムにおける市民社会の形成と政治発展の可能性─大規模開発をめぐるガバナンスの事例を中心に─」と題して、現地調査および国際シンポジウムの成果発表を行ない、アジア以外の諸国の研究者とも情報を共有し、意見交換を行なった。第三に、第23回環境地質学シンポジウム(2013年11月30日、産業技術総合研究所)において、「大規模開発をめぐるベトナム政府の説明と対応に関する現地調査報告」と題して、現地調査と国際シンポジウムの成果報告を行ない、地質学をはじめ自然科学分野の研究者との間で情報の共有と意見交換を行なった。その他、(財)世界政経調査会国際情勢研究所の東南アジア研究会において、研究者および内閣調査室関係者を対象に研究成果の報告を行なった。さらに、社会に向けての情報発信もはかり、環境問題に関わる各NPO法人共催のシンポジウムで、環境ガバナンスという視点からベトナムの大型資源開発の現状報告と問題提起を行なった。
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Research Products
(9 results)