2011 Fiscal Year Research-status Report
女性医師の継続就労支援:医学会分科会と大学病院の調査研究から成功事例に学ぶ
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23510353
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
石塚 尚子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (30159751)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
冨澤 康子 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (00159047)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 男女共同参画 / ジェンダー / 女性医師支援 / 継続就労 / 外科 |
Research Abstract |
勤務時間が長く、訴訟が多く、勤務環境、待遇がわるく外科は敬遠されて選択する医師が減少する中、2008 年度には外科を志す女性会員5%に対し、女性新入会員は22%であった。外科崩壊を食い止めるには女性外科医の就労継続支援と魅力的なキャリアパス形成が必要である。最終的には女性医師のワークライフバランスの改善は、外科医全体の労務環境改善につながるはずである。基本となる医学会分科会と医学教育機関での調査が不可欠であり、成功事例を学び、情報を共有し、意識改革のみならず、制度改革を含めて、女性医師の継続就労に関してエビデンスに基づいた解決策を提案し、労働環境を改善し医療崩壊を食い止めることを目的とした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
本年度の計画として、以下の2項目を行うこととした。【1】 女性医師支援全般の調査:女性外科医にとって好ましい環境をアンケート調査、現地調査、Web 検索、学術データベース検索にて行う。【2】医学会分科会支援状況調査:日本医学会分科会の学会(107 学会)および他の学術団体で行われている支援策のアンケート調査:医学会分科会の女性医師支援の進歩把握:前回の2008 年アンケート調査を再試行する。 また、【1】の成果報告として、子育て支援という題で、勉強会を開催することができた。【2】調査は順調に進み、医学会分科会の調査は日本外科学会女性外科医支援委員会の協力のもと行うことができた。
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Strategy for Future Research Activity |
日本における女性医師支援は進みがゆっくりではあるが確実に前進している。外科崩壊を食い止めるには女性外科医の就労継続支援と魅力的なキャリアパス形成が必要であることは事実である。。女性医師のワークライフバランスの改善は、外科医全体の労務環境改善につながるため、成功事例を学び、情報を共有し、意識改革のみならず、制度改革を含めて、女性医師の継続就労に関してエビデンスに基づいた解決策を提案し、労働環境を改善し医療崩壊を食い止めるために努力したい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
【3】大学病院支援カタログ:2010 年日本外科学会代議員相手に行ったアンケート調査(報告書はhttp://jaws.umin.jp/pdf/JAWS_report_v11.pdf)と同様の内容で、大学付属病院の臨床、外科系学会評議員、他のうち可能な団体で行う。【4】外国の現状調査:女性外科医が活躍している諸外国の妊娠・出産に関係する規則を調べる。
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