2013 Fiscal Year Annual Research Report
文学作品を用いた英語教育の教授法と教材の開発に関する研究
Project/Area Number |
23520314
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Research Institution | University of Hyogo |
Principal Investigator |
寺西 雅之 兵庫県立大学, 環境人間学部, 准教授 (90321497)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
奥 聡一郎 関東学院大学, 建築・環境学部, 教授 (30288089)
玉井 史絵 同志社大学, グローバル・コミュニケーション学部, 教授 (20329957)
深谷 素子 慶應義塾大学, 法学部, 講師 (40468616)
寺西 雅子 (那須 雅子) 岡山大学, 言語教育センター, 准教授 (50311098)
西原 貴之 県立広島大学, 人間文化学部, 准教授 (50469590)
小澤 緑 (市川 緑) 香川高等専門学校, その他部局等, 准教授 (90413848)
藤原 知予 香川高等専門学校, その他部局等, 助教 (40609674)
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Keywords | 国際情報交換 / イギリス:オランダ:中国 / 文学教育 / 英語教育 / 教育的文体論 / 多読 / バイオグラフィー / ラーナー・オートノミー |
Research Abstract |
平成25年度の研究実績としては、(1)英語上級者に対するインタビューおよびデータ分析と(2)研究成果の発表、の2つに分けられる。 まず(1)であるが、これまで実施した学習者に対する追跡調査を行い、学習環境の変化と語学力の関係などに関してまとめた。また、東京外国語大学、学習院大学など新たな協力校においてもインタビューを実施し、蓄積された資料から外国語学習における文学教材の役割について質的に分析した。この結果については、岡山英文学会(口頭発表)や平成25年兵庫県立大学シンポジウム(ポスター発表)において報告している。 (2)に関しては、まず7月31日から8月4日にかけてハイデルベルグ大学にて行われた国際文体論学会において研究代表者および、奥聡一郎氏、那須雅子氏の3名が口頭発表を行った。今回は特に文学作品を用いた英語教育の実践例となる教育的文体論の活用法などについて国内外の研究者と議論を深めた。その他にも平成26年3月16日に日本国際教養学会において文学教材と英語教育・国際理解をテーマにした研究発表・シンポジウムを行った。一方出版活動としては、まずJACET関西支部文学教育研究会から『文学教材実践ハンドブック』(英宝社)が出版された。これは国内の研究者が文学教材を用いて実践した授業を、授業案として中・高・大の教員・研究者に紹介する目的で編纂されたものである。また、海外では日本、イギリス、オランダの研究者が共同で執筆している著書Teaching Literature and Language Education in the EFL Classroom(Masayuki Teranishi他編著)がPalgrave Macmillanより出版されることが決定し、本研究の成果を広く海外に向けて発信する予定となっている。
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[Book] Dickens in Japan―Bicentenary Essays2013
Author(s)
Eiichi HARA, Midori NIINO, Mitsuharu MATSUOKA, Toru SASAKI, Yasuki KIHARA, Yumiko HIRONO, David CHANDLER, Akiko TAKEI, Fumie TAMAI, Nanako KONOSHIMA, Takao SAIJO, Tomoya WATANABE, Aya YATSUGI, Takanobu TANAKA
Total Pages
229
Publisher
大阪教育図書
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