2012 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23520535
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
東 照二 立命館大学, 言語教育情報研究科, 教授 (50368023)
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Keywords | 国際情報交換 |
Research Abstract |
3つの国際学会にて、研究成果の発表、および、情報収集、意見の交換、フィードバックなどを得ることができた。それは、政治言語/コミュニケーションにフォーカスした学会(The 2nd International Conference on Communication, Cognition and Media: Political and Economic Discourse, Catholic University of Portugal, Braga, Portugal, September 20, 2012)、アジア学を専門とする学会(The 50th Western Conference of the Association for Asian Studies (WCAAS), Brigham Young University-Idaho, October 21, 2012.)、さらに震災などの危機状況における人間の行動をトピックとした学会(An international Conference on Rebuilding Sustainable Communities after Disasters in China: Best Practices and Lessons Learned, A special session on 3/11 disaster and its rescue and post-disaster rebuilding in Japan, University of Massachusetts Boston, November 16, 2012.)であった。このようないくつかの異種、地域の異なった学会に参加、発表することにより、専門分野の広がり、学際的な知見、方法論の妥当性などについて、さらに研究を深めることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究成果の一部を論文の形でまとめ投稿、それが受理、出版されることが決まり、単行本の一章として、現時点で印刷中となっている。タイトル(論文名)、書名、編者、出版社は以下の通りである。 The language of leadership in the aftermath of the Japanese earthquake, (in press), Rebuilding Sustainable Communities after Disasters in China, Japan and Beyond, edited by Adenrele Awotona, Cambridge Scholars Publishing. 主な論点として、「力」と「仲間意識」という二つの概念/ベクトルで政治言語をとらえた場合、「仲間意識」の有効性、社会への影響、聞き手への共感醸成という点で極めて効果的であること、特に、「家族」のメタファーが使用されていることがわかった。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の計画として、政治家(国会議員、地方議員、地方自治体代表など)へのインタビュー、2013年夏の参議院選挙における街頭演説の録音、書き起こし、分析などが想定される。さらに、成果の一部を学会にて発表(国際プラグマティックス学会、インド/ムンバイにて2013年9月開催)することを計画している。そして、最終報告書を作成、さらに論文の形でまとめ、学会誌あるいは単行本の一部(一章)として出版するところまでもっていきたいと考えている。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
さらなるデータ収集、特に、自民党本部での議員へのインタビュー、街頭演説の録音、書き起こしのための費用、さらに国際学会発表のための旅費、費用などの使用を計画している。
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Research Products
(4 results)