2011 Fiscal Year Research-status Report
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23520538
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Research Institution | Iwate prefectural university,Miyako college |
Principal Investigator |
田中 宣広 岩手県立大学宮古短期大学部, その他部局等, 准教授 (60289725)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 方言みやげ・グッズ / 方言ネーミング / 方言メッセージ / 方言エール / 方言パフォーマンス / 方言キャラクター / 社会言語学 / 言語経済学 |
Research Abstract |
[1]方言拡張活用例資料収集(岩手県,青森県,山形県,福島県,大阪府,高知県,京都府,大分県,宮崎県,他)計約200点[2]三省堂ワードワイズウェブ連載:『言語経済学研究会:地域語の経済と社会―方言みやげ・グッズとその周辺』第144回~第195回(52回)田中宣広(研究代表者),および,井上史雄,山下暁美,日高貢一郎,大橋敦夫(以上,連携研究者)による連続執筆[3]学会発表:「日本方言研究会第93回研究発表会」研究発表 2011年10月21日;於高知城ホール 『地域語の底力―方言エールと言語経済学の方法―』 発表者:田中宣広(研究代表者)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
資料の整理と記録においては,遅延が見られるものの,東日本大震災のときに一気に用いられた「方言エール」による拡張活用例を中心にした学会発表を行い,さらに,多くの追加資料を収集するなど,計画以上の成果も認められ,総合的には「おおむね順調に進展」とされると考える。
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Strategy for Future Research Activity |
まずは資料の整理と記録である。第1年度に計画していた作業なので,これを,研究代表者と連携研究者の6名全員と,各員の指導のもと,拡張活用事例の整理=データ入力を,主にアルバイト学生その他により行う。 また,第1年度に編集し,校正まで進んでいる単行本『魅せる方言』(仮題)が交換されるので,これを足がかりに,さらに資料収集と分析を進める。 整理を進めつつ分類を行い,言語の拡張活用とその方法や意識の考察を行う。この結果を踏まえ,インターネット上の《ヴァーチャル方言博物館》を部分的にでも開館し,試行的な公開が実現するよう努力する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
《繰り越し研究費発生の状況と次年度請求研究費と合わせた研究計画》第1年度は,「11 現在までの達成度」で説明したとおり,写真記録のときの研究補助者(学生アルバイト)への謝金を予算の大部分に計画していたものの,学会発表や新たな資料の収集と整理に時間が掛かり,記録を計画どおり遂行できなかったことにより,繰り越し金が発生した。第2年度は,研究代表者と連携研究者の所属する,岩手県立大学宮古短期大学部,明海大学,大分大学,上田女子短期大学の,各々において,以下の[1]~[4]の各項目で研究作業を進め,特に,[2]の記録~[3]電子データとしての整理を実行し,さらに,[4]研究検討会議を開催するので,前年度繰り越し金と当年度配当分を合わせた予算の適切な執行が見込まれるものである。[1]言語の拡張活用例のさらなる収集=購入に要する物品費[2]写真記録=研究補助者(学生アルバイト)への謝金[3]記録表への整理(データ入力)=研究補助者(学生アルバイト)への謝金[4]研究検討会議の開催=会議地に集合するための研究者の旅費他
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Research Products
(4 results)