2012 Fiscal Year Research-status Report
EFLライティングにおける記述フィードバックの研究
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23520673
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
大年 順子 岡山大学, 言語教育センター, 准教授 (10411266)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
金子 義隆 宇都宮大学, 基盤教育センター, 准教授 (70389774)
HEFFERNAN NEIL 愛媛大学, 英語教育センター, 准教授 (40524690)
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Keywords | 英語教育学 / EFL / ライティング / フィードバック |
Research Abstract |
当該研究2年目の平成24年は,国際レトリック学会での発表と国内ライティング研究会紀要での論文投稿と研究の成果を徐々に発表出来る機会を得た一年であった。特に,アメリカ合衆国インディアナポリスで行った“Teacher's feedback on students' writing: cohesion or confusion”の発表をもとに,現在論文をまとめており,平成25年度前期には国際学会誌に投稿する予定である。 研究3年目の平成25年度は,教員フィードバックの効果をオンライン・ライティング練習ツールのライティングタスクを基に検証し,統計的な結果を7月5日(金)・6日(土)に,韓国ソウル市で開催される英語教育学会において発表する予定である。 また,教員フィードバックをピア・フィードバックおよびセルフ・フィードバックと比較して,教員フィードバックの特徴を今一度明確にして,効果的な活用法を提言するために更なる研究を進めていく予定である。あわせて,当該研究参加学生から振り返りアンケートをとって,学習者の認識についても考察していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2年目の平成24年度は,1年目に日本人・英語ネイティブ教員から収集したデータをもとに,フィードバックのコーディングを行い,その結果を平成24年8月9,10,11日にアメリカ合衆国インディアナポリスで開かれた国際レトリック学会で発表することが出来た。また,代表者の岡山大学大年順子が岡山大学のトフルクラスで行ったクラスルームリサーチをJACET関西ライティング指導研究会の紀要10号(平成25年3月31日発行)で発表した。
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Strategy for Future Research Activity |
(今後の推進方策) 研究3年目となる平成25年においては,平成25年7月5日(金)・6日(土)に,韓国ソウル市で開催される英語教育学会において,“Using Criterion as a self-study writing tool”の題目で発表を行う予定である。また,教員フィ-ドバックの量的・質的検証をピア・フィードバックとセルフ・フィードバックを比較して,機能の違いを明確にして教員フィードバックの効果を最大限に活用できるような指導を提言していきたい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年7月5日(金)・6日(土)に,韓国ソウル市で開催される英語教育学会において, “Using Criterion as a self-study writing tool”の題目で発表を行う予定である。研究グループ3名の渡航費および滞在費に研究費を充てる予定である。
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