2012 Fiscal Year Research-status Report
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Project/Area Number |
23520722
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Research Institution | Nanzan University |
Principal Investigator |
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Keywords | 教育工学 / 教材 / 教育メディア一般 / ラーナーオートノミー |
Research Abstract |
今年度は主に以下の3つのことを行った。 1)OSACの内容を改善した。 以前作成した視聴覚教材を改善した。特に、基礎から上級まで様々なレベルのリスニング問題を、学生たちが挑戦的に取り組めるように作成した。学生たちが行うプレゼンテーションの例や学習ガイドを加えた。 2)新しいファイルやデータを収集した。 新しい視聴覚教材や文書教材を作成した。追加したデータは英国、シンガポール、日本で収集した。英国の教師や大学教授とのインタビューや、日常生活の様子を録画して、問題作成や自己学習教材に使用した。 3)試験的に用いる”iBook Author”の内容を作成した。 iBooksの内容を、以前の研究のための渡航中に集めたデータを用いて作成した。学生たちがホームステイ中に経験したことを話しているビデオや英国の教師や教授からのアドバイスなど、様々な内容を入れて作成した。さらに、文化や言語についてのアドバイスだけでなく、語彙やリスニングのクイズも含めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の第二段階として計画を立てていたが、日本、シンガポールおよび英国におけるITの専門家と、OSAC作成およびiBooks Authorの使用について検討および議論を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の最終段階として、内容の最新化および改良を重ねた教材をOSACおよび専用のiBooks Authorテキストに載せてアップロードする。これらの教材の作成が終わったら、試験的に一部の学生に利用できるようにする。視聴覚教材は、本研究をさらに発展させられるような今後の研究プロジェクトのためにも収集を続ける。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
2012年度末にイギリスで行った資料収集にかかる旅費の支払いを2013年度に行うこととなったため、残額が生じたことから、まずは当該旅費を支払う。イギリスでの資料収集で得た成果に基づき、イギリス旅費支払後の2012年度の残金と2013年度の研究費を使用して、カナダで行う予定の研究協力者との議論・討論にかかる旅費に充てる。2013年度は最終年度のため、当該研究で得た成果をまとめるためのPCの購入とWEBサイト作成にかかる謝金として使用予定である。
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