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2011 Fiscal Year Research-status Report

コミュニケーション能力向上を重視した海事英語教育プログラムに関する研究

Research Project

Project/Area Number 23520741
Research InstitutionOshima National College of Maritime Technology

Principal Investigator

杉本 昌弘  大島商船高等専門学校, その他部局等, 助教 (10216335)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 吉留 文男  大島商船高等専門学校, その他部局等, 教授 (60342557)
Project Period (FY) 2011-04-28 – 2014-03-31
Keywords海事英語 / コミュニケーション
Research Abstract

商船高等専門学校の商船学科学生を対象とした海事英語教育プログラムに,「コミュニケーション重視の取組み」,「内容重視の指導」および「統合学習」の3つの手法を取り入れ,学生の実践的海事英語コミュニケーション能力の向上を効果的に図るための学習方法および評価方法を確立させることを目的として研究を行った。 当該年度は,海事英語教育プログラムのなかで,「海事英語授業」,「e-ラーニング」,「英語による練習船実習」という異なる学習形態において,取り扱う専門分野ごとに内容に一貫性を持たせるようにカリキュラムの修正を行った。 また「海事英語授業」における導入部分での題材提示方法の改善を図るため,映像および音声によるプレゼンテーションファイルを試作し,授業にて試行を行った。教科書を用いたリーディング,スピーキング中心であった以前の海事英語授業に比べ,学生が容易に題材内容をイメージできることが期待される。 他の商船高専においても同様の海事英語教育プログラムの試行を行える用に,研究連携者に対してプログラム内容の紹介,実施要領の打合わせを行った。次年度以降は,他高専においてもプログラムの試行を行いその結果を分析する予定である。 「英語による練習船実習」の総仕上げとして,海外連携校であるシンガポールマリタイムアカデミー(SMA)の学生を招聘し,合同の練習船実習を行ってるが,より効果的な学習プログラムとするために,合同実習の内容などについてSMA担当教員と打合せを行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

当該年度の目的は,「海事英語授業」,「e-ラーニング」および「英語による練習船実習」の3つの学習形態を統合した海事英語カリキュラムの作成および試行である。3つの学習形態における題材内容に一貫性を持たせるよう修正を行ったことで,ほぼカリキュラムを完成することができた。 他の商船高専における学習プログラムの試行については,実施には至っていないが,次年度の実施に向けて計画中である。

Strategy for Future Research Activity

今後は,「海事英語授業」の初期導入部分で使用する題材提示に用いる映像,音声教材の充実を図り,より効果的な学習導入について研究を行う。また,学習効果の評価を行うための手法についても研究を行う。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

「海事英語授業」に用いる映像教材作成に必要なソフトウェアの購入および高度な映像教材作成を専門家へ依頼する際の謝金,また作成した教材を教室で提示するために必要なOA関連物品の購入などを計画している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2011

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] 海技試験英語問題のコーパス分析2011

    • Author(s)
      杉本 昌弘
    • Journal Title

      大島商船高等専門学校紀要第44号

      Volume: 第44号 Pages: 1~5

URL: 

Published: 2013-07-10  

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