2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23520747
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Research Institution | Meijo University |
Principal Investigator |
安原 和也 名城大学, 農学部, 准教授 (70596535)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
寶壺 貴之 岐阜聖徳学園大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (60369600)
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Keywords | 学術英語 / 論文英語 / 専門英語 / 英語論文 / 論文表現 / 英語教材開発 / 学術英語教育 |
Research Abstract |
本科研研究は、(i)「英語学術基礎表現データベースの構築研究」と(ii)「英語論文基礎表現データベースの構築研究」の2分野に大別される。(i)の研究は、小中高で学習してきた様々な専門学術分野のキーワードを分野ごとに収集した、日英語対照の簡易的なデータベースを構築することがその主目的であった。(ii)の研究は、どの学術分野でも必要になってくると考えられる一般学術語彙を選定し、その語彙が実際の英語学術論文の中でどのように使用されているのかを分野横断的に調査し、その表現パターンを語彙ごとに整理したデータベースを構築することがその主目的であった。 初年度は、(ii)の研究を遂行し、約1,800語にも及ぶ一般学術語彙を中核として、全体で約10,000例にも及ぶ表現パターン例を収録した『英語論文重要語彙717』を刊行した。加えて、(i)の研究も遂行し、小中高の文科省検定済教科書を中心としつつ、全18分野にわたる簡易データベースを構築した。 2年目は、(i)の研究に集中し、初年度の研究において荒削りの簡易データベースが仕上がっていたものについて、それをより精度の高いデータベースに改変する目的で、データベースの編集・加工作業を継続的に行った。その結果、全19分野、全27,861表現にわたる日英対訳式の専門学術表現集が仕上がり、それを印刷に付して『英語学術基礎表現データベース』を発行した。 最終年度は、(i)と(ii)の研究を通して構築されてきた2種類のデータベースをフルに活用して、学術英語教育に資する英語学習教材の開発研究に集中的に取り組んだ。その結果、『基本例文200で学ぶ英語論文表現』や『農学英単―BASIC 1800―』の刊行、『学術英語の教材サンプル集』『化学英語の基本表現』『生物学英語の基本表現』『数学英語の基本表現』の発行に至った。
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Research Products
(6 results)