2013 Fiscal Year Annual Research Report
医学英語教育におけるニーズと現状のギャップ―多角的分析を通じて
Project/Area Number |
23520775
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Research Institution | Osaka Medical College |
Principal Investigator |
中川 一成 大阪医科大学, 医学部, 准教授 (40198031)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南 英理 (田中 英理) 大阪医科大学, 医学部, 講師 (40452685)
中村 仁紀 大阪医科大学, 医学部, 助教 (30582564)
坂田 直樹 近畿大学, 生物理工学部, 講師 (70581114)
鈴木 幸平 三重大学, 共通教育センター, 講師 (70596600)
藤枝 美穂 京都医療科学大学, 医療科学部, 教授 (20328173)
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Keywords | 医学英語教育 / アンケート調査 / Can-Do Statements / 学生の英語習熟度 / ニーズ分析 |
Research Abstract |
医学英語教育におけるニーズのギャップを多角的に分析するにあたり、過去3年間で主に以下の4点を行った。 1. 医学英語に対するアンケート調査: TOEICのCan-Do Statements(TOEICのスコア別に各技能においてどの程度その人が英語運用能力を持っているのかを示す尺度)を基に医学・医療に特化した英語能力の尺度としてCan-Do Statements for EMPを作成した。そしてこれを用いて、学生・教員に対して各項目は「卒業時までにどの程度必要だと思うか(Needs)」、また学生に対して各項目は「今の自分がどの程度できると思うか(Can Do)」についてアンケートをとった。パイロット調査は平成23年度に1, 4年約200名と教員9名を対象に、本調査は平成24年度に1~4年約400名、平成25年度に教員90名を対象に実施した。なお、パイロット調査の際に見受けられた項目編成や問いの形式等の問題点については、本調査までに微調整を行った。 2. 学生の英語習熟度の客観的データの収集: 外部テスト(TOEICまたはTOEICのスコアに換算可能なCASEC)を1~4年約400名に受験してもらい、学力の数値化を行った(平成23-24年度)。 3. ニーズ分析: 1, 2のデータを用いて、学生のニーズとTOEICスコアの相関性、学生のニーズとCan-Doの違い、学生・教員の技能別・場面別ニーズの傾向、学生・教員間のニーズのギャップ等を分析した(平成24-25年度)。 4. 成果発表: 別項参照。また、研究協力者や連携研究者、外部の英語教育関係者を招いて、総合的な研究成果報告会を2014年3月24日に大阪医科大学本部キャンパスにて行った。
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Research Products
(3 results)