• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2012 Fiscal Year Research-status Report

企業形態(企業の経営形態)の比較研究

Research Project

Project/Area Number 23530281
Research InstitutionUniversity of Hyogo

Principal Investigator

三上 和彦  兵庫県立大学, 経済学部, 教授 (30229653)

Keywords協同組合 / 非営利組織
Research Abstract

本研究課題では、「協同システムの制度設計」と「非営利組織の原理的考察」という2つのサブ・テーマを設定している。
(1) 「協同システムの制度設計」について
一昨年度より取り組んでいる「労働者協同組合におけるメンバーシップ市場と資金調達の問題」について、イタリアのゴンドラ協同組合の現地調査で得た知見等を参考にしながら理論的考察をすすめた。8月に「Raising capital by issuing transferable membership in a worker cooperative」と題する論文を作成し、海外の査読付き専門誌に投稿した。1月に同誌より改訂の指示が出され、3月に改訂作業を終え、再投稿し、4月に同誌への掲載が決定した。
(2) 「非営利組織の原理的考察」について
本研究課題1年目に非営利病院の合理性に関する論文を作成し、海外の査読付き専門誌に投稿していたが、その後改訂の指示があり、数回の改訂作業を行った後、1月になって同誌への掲載が決定した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

「協同システムの制度設計」については、一昨年度行った海外事例調査を踏まえた形で論文を作成することができ、これが海外の査読付き専門誌への採択という形で評価された。
「非営利組織の原理的考察」については、本研究課題1年目よりすすめてきた2本の論文のうち1本が、海外の査読付き専門誌への採択という形で評価された。
以上の研究活動より、ある程度の成果は上がっていると考えてよいのではないかと思われる。

Strategy for Future Research Activity

「協同システムの制度設計」については、再投稿中の論文が同誌に採択されるように、必要に応じて改訂作業を継続する。同時に、「消費者協同組合におけるメンバーシップ市場を通した資金調達」の問題に戻り、この理論モデルの改善を行っていきたい。
「非営利組織の原理的考察」については、一昨年度に作成し、まだ掲載が決まらないもう一本の論文について、改訂作業を続けたい。さらに、同論文を発展させた3本目の論文を作成中であり、年度中の初稿の完成を目指したい。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

当該年度実施額は、3月31日までの支出である。完了されたものについては次年度4月以降に支出される。
「物品費」については、コンピューター関連消耗品や資料の購入を予定している。
「旅費」に関しては、10月にベルギーで開催される「社会的経済」に関する国際コンファレンスでの報告を予定している。
「謝金」については、英文校正料等を予定している。
「その他」については、論文の投稿料、データ通信料、文献の郵送料・配送料、海外調査における旅行保険料などを予定している。

  • Research Products

    (1 results)

All 2013

All Journal Article (1 results)

  • [Journal Article] "On the informativeness of external equity and debt"2013

    • Author(s)
      Kazuhiko Mikami, Keizo Mizuno
    • Journal Title

      Journal of Business Administration Research

      Volume: 2 Pages: 58-65

URL: 

Published: 2014-07-24  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi