2013 Fiscal Year Annual Research Report
アジア諸国における日系企業・欧米系企業の競争力の計量分析
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23530302
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| Research Institution | Ritsumeikan University |
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Principal Investigator |
稲葉 和夫 立命館大学, 経済学部, 教授 (70117000)
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| Keywords | 経済統計学 / 国際競争力 / 海外直接投資 / 計量分析 / パネルデータ |
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| Research Abstract |
最終年度は、24年度の成果に基づき、研究成果のまとめ(アジア両地域における日系企業、欧米系企業国際競争力の比較検討、仮説検証)を行うことにあった。まとめを行うにあたって、従来の研究成果を活用し、欧米系企業の事業活動との比較をあわせて行なった。
特に懸案の課題であった、企業別ミクロデータについては、世界銀行のデータベースで幾つかのアジア諸国、およびベトナムにおいて入手が可能となり、かつEU諸国についても当該研究に関連して企業サーベイが行われており、今後より詳細な分析が可能となった。
研究成果としては、バングラデッシュダッカ大学Assistant Professor, Shariat Ullahとの共同研究により、国内学会、国際学会の2度にわたる報告を行うととに、その研究成果の一部を公表論文“Liberalization and FDI Performance: Evidences from ASEAN and SAFTA Member Countries”にまとめた。また、アジア諸国全体についての研究をImperial College Press/World Scientificより出版が予定されている英文書籍アジアにおける直接投資(FDI in Asia)の1つの章として「アジアにおける日系企業の事業活動」にまとめ、2014年度中に公表予定である。また、上記二つの報告論文のうち1編については、海外の査読付きジャーナルに投稿中で、他の1編についても同様に投稿を行うべく準備を進めている。
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