2013 Fiscal Year Research-status Report
地域ブランド創造におけるデザインマネジメントに関する実証的研究
Project/Area Number |
23530453
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
佐藤 典司 立命館大学, 経営学部, 教授 (20309090)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
八重樫 文 立命館大学, 経営学部, 教授 (40318647)
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Keywords | デザイン / デザインマネジメント |
Research Abstract |
平成24年度に引き続き、滋賀県伝統産業における複数の伝統工芸品を組み合わせた新商品ブランドの作成に基づく参与観察作業を継続した。参与観察は、月1回程度開催される全体会合(伝統産業事業者、デザインマネジメントラボメンバーが参加)、個別に開催される会議、各事業者の工房等でのフィールドワーク、プロジェクトのメーリングリストでのコミュニケーション等のソーシャルネットワークでの発話やコミュニケーションを対象に実施した。具体的には、デザインオフィス「キギ」の植原亮輔、渡邊良重両氏のデザイン協力をあおぎ、新たなMother Lake Products「キギの器湖(キコ)」信楽焼製品を完成させ、代官山(東京)のギャラリーで製品発表会を実施した。加えて、「Mother Lake Products」の発信・浸透を目的としたWebサイト「Mother Lake(http://shiga-motherlake.jp/)」にて、滋賀県の伝統産業工房・観光地・文化施設などの取材記事14件、滋賀県の生活スタイルに関するエッセイ49件、デザインやマネジメントに関わる有識者に対するインタビュー記事5件、計68件のコンテンツを公開した。これらの参与観察によって得たデータの分析・解釈を行い、地域活性化を支援するデザインマネジメントのモデル構築のための要素の抽出・検討を行った。これらの要素からモデル構築を行い、平成26年度にはWebサイトにて利用汎用性が高いコンテンツとしてまとめ公開する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成25年度も、滋賀県伝統産業のブランド創造プロジェクトを対象として、伝統工芸職人たちと活動をともにし、研究を進めて来た。その過程で、年度当初からデザイナー「キギ」とジョイントして製品づくりを行ってきたが、技術面、コスト面などの要因で、その完成が平成26年度まで延びることとなった。そのため、平成26年度まで、継続して研究を進めたく考えている。その上で、研究成果をまとめ、発表したいと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年度から続いているデザイナー「キギ」との伝統産業ブランド製品作りの、完成に向けたプロダクト制作作業、それに基づく研究作業を継続していく。加えて、地域ブランドの作り方について、これまでの実践作業および研究成果をまとめ、WEBサイト上で地域ブランド創造について実践的に役立てることを目的として、ブランド作りの手法についてまとめたものを発表していく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度も、滋賀県伝統産業のブランド創造プロジェクトを対象として、伝統工芸職人たちと活動をともにし、研究を進めて来た。その過程で、年度初からデザイナー「キギ」とジョイントして製品づくりを行ってきたが、技術面、コスト面などの要因で、その完成が平成26年度まで伸びることとなった。そのため、平成26年度まで、継続して研究を進めたく考えている。その上で、研究成果をまとめ、発表したいと考えている。 平成25年度から続いているデザイナー「キギ」との伝統産業ブランド製品作りの、完成に向けたプロダクト制作作業、それに基づく研究作業を継続していく。加えて、地域ブランドの作り方について、これまでの実践作業および研究成果をまとめ、WEBサイト上で地域ブランド創造について実践的に役立てることを目的として、ブランド作りの手法についてまとめたものを発表していく。
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