2014 Fiscal Year Research-status Report
エコ・カルチャー理論による障害児及び健常児を持った日米家族比較研究
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23530717
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Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
伊藤 圭子 帝京平成大学, 健康メディカル学部, 教授 (60534435)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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Keywords | 家族研究 / 発達障害 / エコカルチャー |
Outline of Annual Research Achievements |
今年度、沖縄地区(本島全域:南部地区、中部地区、北部地区)での追加インタビュー調査を行った。前回インタビュー調査を行った家族の中で、特にもう一度話したいという要望のあった3家族について、さらに詳しいインタビューを行った。質問紙等は前回終了していたが、被験者(発達障害児の養育者)の強い希望で、さらに話を聞いて欲しいとのことでの再訪となった。データ収集の補足以上ではあったが、倫理上、希望に応えた。昨年度、研究計画になかった山陰地区を追加するという研究計画変更について報告し、その準備を行っていたが、前年度後期、協力者の都合により、データ調査を行うことができなかったため、断念した。従って、元来の研究計画通りということに戻った。北海道地区は、悪天候のため交通事情でデータ収集の期日をいったんキャンセルし、延期としたが、その後のスケジュール変更日に、被験者団体の協力者の都合が悪くなり、会合をキャンセルせざるを得なくなった。
以上の理由から、研究期間の延期を申請した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
前年度、天候、研究協力者のスケジュールの都合で終了できなかったデータ収集について、今年度で終了する予定であるが、現在のところ、やや遅れている状況となっている。しかし、今年度までには完了する。
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Strategy for Future Research Activity |
研究協力者との協議は済んでいるので、今年度中に全ての研究データ収集および分析、執筆を完成する予定である。尚、インタビューの助手(臨床心理士)の雇用は必要ないと判断し、研究代表者のみのデータ収集によって終了する予定である。
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Causes of Carryover |
研究協力者の都合でデータ収集を完了できない地域が出た。当初の研究計画通り、データ収集を行うため、延期願いを提出した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
旅費、謝金、学会参加費として使用予定
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