2014 Fiscal Year Annual Research Report
社会福祉における宗教性(スピリチュアリティ)の国際比較研究
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23530786
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
木原 活信 同志社大学, 社会学部, 教授 (20275382)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | スピリチュアリティ / ソーシャルワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、根源的な福祉の深層部分としての価値意識それ自体に焦点をあてた。とりわけ、社会福祉における宗教性(スピリチュアリティ)に着目した。このうち、2014年度においては、これまでの研究成果を中心にして、相次いで出版、学会発表などを通して公表してきた。主なものは以下の通りである。 2014/06/10 日本キリスト教社会福祉学会編『日本キリスト教社会福祉の歴史』(ミネルヴァ書房)編集および第1章、第14章、終章、巻末資料を執筆 木原活信「世界のキリスト教社会福祉の歩み」pp.18-29「国際動向と国際団体の歩み」pp.370-374 総頁数494 2014/08 木原活信「北米の社会福祉と歴史にかんする調査報告」社会福祉史学会国際交流委員会 2014/09木原活信『社会福祉と人権』ミネルヴァ書房196頁 2014/10木原活信「キリスト教と社会福祉」『社会福祉研究のフロンティア』有斐閣pp.56-59. また、Edward Canda氏の翻訳作業を教育文化の中川教授、関西学院大学の藤井美和教授と同作業として完成させた。 2014/12 エドワード・カンダ、レオラ・ファーマン著 木原活信・吉川吉晴・藤井美和監訳『ソーシャルワークにおけるスピリチュアリティとは何か―人間の根源性にもとづく援助の核心―』(ミネルヴァ書房)661頁=Edward Canda & Leola Furman, Spiritual Diversity in Social Work Practice: The Heart of Helping, Oxford University Press. を出版したがそれに伴う研究公開セミナーをカンダ氏を招聘して2回にわたり実施した。 また、アメリカで行われた、NACSWの国際学会においても、A History of Social Welfare at Doshisha University: A Case Studyというテーマで研究発表することができた。
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Research Products
(8 results)