2013 Fiscal Year Annual Research Report
心理統計テスト項目データベースの実践的運用~コミュニティ形成を目指して
Project/Area Number |
23530857
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
山田 剛史 岡山大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (10334252)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
村井 潤一郎 文京学院大学, 人間学部, 教授 (50337622)
杉澤 武俊 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (30361603)
寺尾 敦 青山学院大学, 社会情報学部, 准教授 (40374714)
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Keywords | 心理統計教育 / テスト項目 / データベース / ユーザビリティ / カリキュラム |
Research Abstract |
本研究の目的は,心理統計テスト項目データベースをより使いやすいものへと向上させながら,このデータベースの活用を軸として「心理統計教育コミュニティ」を形成することである。本研究で検討する内容は以下の3つに整理することが出来る。 A. データベース(以下,DBと略す)の整備・強化:データベース新版について,項目数を増やす。また,使い勝手に関する情報を収集し(B),DBを強化していくこととする。 B. 心理統計教育に携わる教員を対象とした調査:大学で心理統計の授業を担当している教員を対象に調査を実施する。DBのユーザビリティに関する調査,それぞれの教員の担当する心理統計教育関連科目についての調査を行う。 C. DBの学習教材としての活用可能性の検討:学生の自習用教材として電子的な教材をDB上で公開することで,自習用教材としての価値をより高めることを検討する。 研究最終年度である本年度は,3つの目的を収斂させることを目指して研究を遂行した。A.DBの整備・強化については,DB検索システムの再検討,搭載項目の増強(研究遂行時点で400項目を搭載),また,Bの調査結果のフィードバックにより,DBの操作体系についての見直しを行った。B.心理統計データベースのユーザビリティ調査については,実際に文系学生に対する心理統計の授業を大学で担当している教員に調査を依頼し,38名から協力を得た。この調査協力者に対して,DBを使ってもらい,DBについての意見や,自身の実践している心理統計の授業やカリキュラムについて,また,心理統計教育観について調査を行った。CのDBの学習教材としての活用については,e-learning用の教材をDB上に公開し,Bの調査協力者となった先生方に今後活用していただくための準備を整えた。これらの研究を通じて,本研究目的に関心のある研究者・教員とのネットワークを作ることができた。
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Research Products
(11 results)