2011 Fiscal Year Research-status Report
配偶者をがんで亡くした遺族の精神的健康促進モデルに基づいたケアプログラムの開発
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23530918
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Research Institution | Teikyo Heisei University |
Principal Investigator |
浅井 真理子 帝京平成大学, 臨床心理学研究科, 准教授 (50581790)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
内富 庸介 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (60243565)
小川 朝生 独立行政法人国立がん研究センター, 東病院臨床開発センター精神腫瘍学開発部, 室長 (10466196)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | がん / 遺族 / 配偶者 / 精神的健康 / ケアプログラム / サイコオンコロジー / 臨床心理学 / 社会心理学 |
Research Abstract |
平成23年度から25年度までの3年間における本研究の目的は, 研究者代表者らが既に実施した面接調査で得た遺族の心理状態と対処行動に関する新規な構成要素を評価尺度項目として用いた質問紙による縦断研究を実施することで, わが国の遺族の実態に即した新規のケアプログラムを開発することである。平成23、24年度の2年間で縦断研究により, 肯定的な心理状態の促進に寄与する対処行動およびその作用機序を明らかにし精神的健康促進モデルを検証し、平成25年度は縦断研究から得た精神的健康促進モデルに基づいて, 有効な対処行動を学習するための新規の遺族ケアプログラムを開発する。 なお本研究は, 国立がん研究センター東病院緩和医療科を受診したがん患者の配偶者を研究対象とすることから, 国立がん研究センター東病院臨床開発センター精神腫瘍学研究部(千葉県柏市, 研究分担者が所属)を実施施設とし, 帝京平成大学(東京都, 研究代表者が所属)を解析施設とした。 平成23年度は, 研究分担者とともに研究計画を作成し, 実施施設である国立がん研究センター倫理審査委員会に申請するための準備としての打ち合わせを行った。また、データ解析のための設備(データ管理用パソコン、プリンター、統計解析用ソフト、論文管理ソフトなど)を帝京平成大学に整えた。さらに本研究に関連した死別ストレス関連の国内外の書籍を帝京平成大学に購入し、研究計画の立案のための資料とした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
平成23年度は研究計画書に記載するための調査項目、調査実施者、調査実施マニュアル等の作成に時間がかかり、国立がん研究センターへの申請が遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
平成24年度は研究計画書を国立がん研究センターへの申請するために研究分担者との打ち合わせをさらに頻繁に実施し、また調査実施者を決定することによって承認後ただちにデータ収集が可能となるよう対応する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
研究開始に伴い、調査用紙、印刷、データ管理用の備品等の費用が必要である。
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[Presentation] 喪失と悲嘆
Author(s)
浅井真理子
Organizer
日本緩和医療学会教育セミナー(招待講演)
Place of Presentation
神戸文化ホール(兵庫県)
Year and Date
平成24年1月28日
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