• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2013 Fiscal Year Annual Research Report

実践力ある教員養成カリキュラム開発と地域貢献のための教材データベース構築の試み

Research Project

Project/Area Number 23530973
Research InstitutionHokkaido University of Education

Principal Investigator

廣田 健  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (30374755)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 倉賀野 志郎  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (40113667)
境 智洋  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (40508537)
廣重 真人  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (00241357)
Keywords教員養成 / 実践力 / 地域教材 / データベース
Research Abstract

25年度は研究計画の最終年度にあたり、従来から実施してきた地域教材開発とデータ化の作業及びその作業を教員養成にフィードバックする作業に加え、次のような研究を実施した。
第一は、実践的力量のある教員養成・研修カリキュラムの開発と地域教材開発を結びつける研究である。本研究の成果が、プロジェクト終了後にも持続的に行われるように、標津町・羅臼町との定期的な連携関係を構築したことである。
第二は、地域教材をグローバルな視点と結びつけるために、北海道と類似した気候・文化条件にあるフィンランド・ラップランド地方及びアメリカ・アラスカ地域での学生をともなった教育研修活動を行ったことである(両者とも、少数民族を抱えた地域であり、また寒冷地であること、へき地校が多いなどの類似点が北海道・道東地域とある)。
第三は、成果発表に備えてITC技術の利用という点に重点を置いた研究を実施した。これまで開発した地域教材をデータベース化したところ、学校教育における利用を前提としていたもののため、インターネットや記憶媒体による地域教材そのもの無限定な配布は著作権法の規程に抵触するおそれがあることが、検討の中で判明した。そこで、本研究では、こうした成果を自校における教員養成と協力関係のある学校・教育委員会との連携で研修等のセミナーを実施できるように、データベースをLANに繋げ、プロジェクタ、電子黒板、タブレット端末などを活用した研修システムを創る実験を行った。将来的にはこうしたデータベースを活用する予定のある本授業開発研究室の諸施設は、本年度耐震工事があるために改装予定であり、改装計画に同システムを活用できるLANが構想されている。

  • Research Products

    (4 results)

All 2014 2013 Other

All Journal Article (3 results) Presentation (1 results)

  • [Journal Article] 地域における読書指導と教員養成の課題―北海道標津町での取り組みを通じて2014

    • Author(s)
      廣田健
    • Journal Title

      さいたま国語教育学会『国語論叢』

      Volume: 2号 Pages: 1-7

  • [Journal Article] アラスカ州フェアバンクス市Chinook Montessori Charter School におけるマルチクラスの研究2013

    • Author(s)
      境智洋、亀山愛友
    • Journal Title

      釧路論集-北海道教育大学釧路校研究紀要

      Volume: 45号 Pages: 35-47

  • [Journal Article] 未来をひらく地域の中の学校行事2013

    • Author(s)
      廣田健
    • Journal Title

      『教育』

      Volume: 810号 Pages: 58-65

  • [Presentation] へき地校体験実習の成果と教師教育の実践的課題

    • Author(s)
      廣田健、川前あゆみ
    • Organizer
      平成25年度日本教育大学協会研究集会
    • Place of Presentation
      札幌全日空ホテル

URL: 

Published: 2015-05-28  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi