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2013 Fiscal Year Annual Research Report

地域主権をめぐる葛藤と社会的労働市場の持続的発展に関する教育・労働社会学的研究

Research Project

Project/Area Number 23531139
Research InstitutionHosei University

Principal Investigator

筒井 美紀  法政大学, キャリアデザイン学部, 准教授 (70388023)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 本田 由紀  東京大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (30334262)
櫻井 純理  立命館大学, 産業社会学部, 教授 (10469067)
長松 奈美江  関西学院大学, 社会学部, 准教授 (30506316)
阿部 真大  甲南大学, 文学部, 准教授 (60550259)
Keywords半福祉・半就労 / 居場所・関係性 / 顔の見える労働市場 / 出口開拓・職域開拓 / 社会的就労 / 協同労働 / 仕事おこし
Research Abstract

就労支援。現在の日本社会は、このテーマに対する期待と疑念がまだらに併存する状況にある。就労支援とは就労を望むが就労が難しい人びとの現在と将来を支えるために行なわれるものであり、そうした本質からして、容易にはうまくゆくはずのないことを何とかうまくゆかせようとする、地味で労苦の多い営みである。この呻吟に満ちた営みを注視し、何が行なわれているのか、何が必要なのかを明らかにする作業が、声高な議論の前に、まず必要である。
そこで本研究は、就労支援で先駆的な横浜市と豊中市とを対象に、数年にわたる実地調査をこれまで進めてきた。自治体の関連部署、NPOや社会福祉協議会、商工会議所や人材企業、就労先の中小企業など、さまざまな組織の人びとへのインタビューや観察・見学を行なってきた。
理論的側面の発見では、「ワークファースト・アプローチ」「サービスインテンシブ・アプローチ」といった概念は、就労支援の現場の実態や支援者の葛藤を、うまく切り取れない、ということが最も大きい。
知見を数点記す:行政の内外のいずれの組織でも人的継続性の確保が困難である/労政部門と福祉部門の連携は、価値観や認識の相違を確認することからはじまるのであり、時間を要する/中小企業への経営支援が、就労の「出口」を創り出す。/協同労働やひとり親女性支援の自営業など経営上の困難は多いが居場所・関係性の機能を備えたオルタナティブな職場である/地域の雇用創出にはネットワーキングが不可欠だが、しがらみのない「よそ者」だからこそ広げられる面がある。このようにして、「顔の見える労働市場」が創出されるのである。
以上の調査・分析を終えて、本研究が主張したいことは、「半福祉・半就労」は、誰もが何度でも労働から弾き出される社会において、新しい生き方・働き方のモデルとされる必要があるということである。

  • Research Products

    (2 results)

All 2014

All Book (2 results)

  • [Book] 就労支援を問い直す――自治体と地域の取り組み――2014

    • Author(s)
      筒井美紀・櫻井純理・本田由紀編著、長松奈美江・阿部真大・堀有喜衣・御旅屋達・寺地幹人・福田詩織・喜始宣照・仲修平著
    • Total Pages
      238(i-xii, 1-226)
    • Publisher
      勁草書房
  • [Book] 自治体セーフティネット―地域と自治体ができること2014

    • Author(s)
      大阪市政調査会編(櫻井純理執筆・第2章)
    • Total Pages
      247(27-50)
    • Publisher
      公人社

URL: 

Published: 2015-05-28  

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