2015 Fiscal Year Annual Research Report
身体を通して自然環境を体感する“膜構造”を用いた教育遊具の開発
Project/Area Number |
23531246
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Research Institution | University of Yamanashi |
Principal Investigator |
村松 俊夫 山梨大学, 総合研究部, 教授 (00262642)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2016-03-31
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Keywords | 教材開発 / 教育遊具 / “身体性”による教育 / 美術科教育 / 基礎デザイン教育 / 図形科学教育 / 形態構成 / 数理造形 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、教育遊具というアイテムに対して、造形芸術的側面と科学的側面からアプローチしたものである。従来、理科教育や数学教育と美術教育は、遠くかけ離れた領域という認識が一般的であった。そこで、当初から3分野の内容を盛り込んだ教材を遊具として開発し、体験者がそれに触りながら、造形教育(デザイン)のみならず理科教育(物理)や数学教育(幾何学)の1領域が学べることを意図したものである。 本課題研究については、当初平成26年度が最終年度にあたり、これまでの研究成果をまとめた「研究成果報告書」の刊行と「研究成果広報HP」の構築を予定していたが、研究エフォートの低下により当該年度内ではデータ準備に不足が生じた。 そこで、1年間の研究延長を申請し、本年度(27年度)を関係資料の収集・整理・検討にあて、十分な準備期間をかけて本研究課題の「研究成果報告書」の編集・印刷・発行ならびに「研究成果広報HP」の設計・実装・公開を実現した。 「研究成果報告書」については、これまでの科学研究費2課題を含む助成金による研究成果を、B5判横位置・フルカラー・計32P(表紙含む)の冊子にまとめ100部作成し、関係者・関係機関等に配布した。内容は、本文は見開きを基本とし、右ページに研究成果試作品写真、左ページにタイトル等を記し、併せて開発意図、製作図を掲載した。P.27には開発目的等を、P.28には、受給した研究助成金とその研究成果(著書・論文・口頭発表・受賞)を一覧で載せている。 「研究成果広報HP」については、「研究成果報告書」で収集したデータを活用し、インフォーメーション、研究1、研究2、作品、研究者略歴、連絡先の基本6Pにまとめて掲載した。それぞれの成果物について、一連の写真の中から当該成果を選択すると別のページが開かれ、「研究成果報告書」の本文見開きページの内容が閲覧できる仕組みになっている。
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Remarks |
本年度「研究成果報告書」で詳細にまとめたデータを活用し、「村松俊夫研究室HP」を開設した。それぞれの成果物については、一連の写真の中から当該成果を選択すると別のページが開かれ、「研究成果報告書」の本文見開きページが閲覧できる仕組みになっている。 また、昨今スマートフォン・タブレット端末で閲覧することが主流になっている現状を考慮し、縦長画面に自動対応するレスポンシブルシステムを採用した。
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Research Products
(10 results)
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[Presentation] Geometric Dharma Doll 22015
Author(s)
Muramatsu,Toshio
Organizer
2015 KSBDA Spring International Invitational Exhibition
Place of Presentation
Pukyung National University,Korea
Year and Date
2015-05-30 – 2015-06-03
Int'l Joint Research / Invited
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