2011 Fiscal Year Research-status Report
チャーン・サイモンズ理論や面の運動に対する確率解析的研究
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23540144
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Research Institution | Saga University |
Principal Investigator |
三苫 至 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40112289)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市川 尚志 佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20201923)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 国際研究者交流 / 中国 / 集合値確率積分 / 集合値確率微分方程式 / ファジー理論 |
Research Abstract |
チャーン・サイモンズ汎関数積分の漸近展開については、藤原ー熊ノ郷の有限次元近似を発展させて応用し、一応の結果を得た。次年度(平成24年度)中にしかるべき雑誌に投稿したい。面の運動への応用を見込んで研究中の集合値確率積分の研究は、ジャンプ過程による確率積分を研究した。償いの測度が有限の場合についての成果を北京で行われたNonlinear Mathematics,Uncertainty and Applications 研究集会で、Set-valued Stochastic Integrals with respect to Poisson Processes in a Banach Space と題して講演した。同名の論文をInternational Journal of Approximate Reasoning へ投稿し、微修正の後、掲載受理となっている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
チャーン・サイモンズ理論、面の運動に対する確率解析的研究、ともに順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
チャーン・サイモンズ積分の漸近展開について結果を投稿する。集合値確率微分方程式について結果を投稿する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
今年度も中国華北電力大学の張金平女史を招聘して、共同研究を行う。
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Research Products
(1 results)