2011 Fiscal Year Research-status Report
粒界の弾塑性変形を解明に基づくその応力腐食割れにおける決定的な役割
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23560078
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
呂 戦鵬 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 客員教授 (30419999)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
庄子 哲雄 東北大学, 未来科学技術共同研究センター, 教授 (80091700)
竹田 陽一 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (40374970)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 環境強度 / 応力腐食割れ / 高温水 / 結晶粒界 / 弾塑性 |
Research Abstract |
供試材となるSUS316Lステンレス鋼および600合金のランダム粒界と低シグマ対応粒界(CSLB)といった粒界の種類、粒界近傍の結晶方位差とその分布、予変形の影響の調査における参照データとする。微視組織中の不一致または不均一性を評価時に見出すとともに、粒界における弾塑性の本質を示す適切なパラメータを選択する。SUS316L鋼と600合金の圧延による予変形、および微視組織観察. ひずみの局在化を、Kernel Average Misorientation(KAM)値または方位差角の分布で評価する。予変形のレベルの影響と同様に、酸素富化水および水素添加水の両方を水化学の影響として検討するための試験を実施する。表面および断面の観察から活性な割れ経路を明らかにする。結晶粒界変形、局所酸化、および応力集中の相互作用を、応力腐食割れ進展試験と、側面および破面からの割れ経路解析を通じた破壊力学試験片、およびその場観察を通じた割れ動力学を通じて検討する
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画通りに進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
微視組織と結晶方位差を評価したSUS316Lステンレス鋼とニッケル基合金のSCC試験片を試験する。溶存水素濃度と局所結晶粒界変形の影響に重点をおく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
次年度使用額は、今年度の研究を効率的に推進したことに伴い発生した未使用額であり、平成24年度請求額とあわせ、次年度に計画している研究の遂行に使用する予定である。
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Research Products
(4 results)