2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23560441
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Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
菊池 久和 新潟大学, 自然科学系, 教授 (70126407)
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Keywords | 画像復元 / スパース表現 / 圧縮標本化 / 色彩デモザイキング / ビデオ符号化 / 色彩類似度 |
Research Abstract |
スパース標本化による画像復元をビデオ符号化へ展開するとともに,色彩類似度を考慮した部分参照型品質評価技法を検討した.色相空間疎表現標本化情報からの色彩情報復元はPSNR = 30dB程度が限界であった.この品質レベルはディジタル画像撮像系としては不十分であり,圧縮サンプリング理論の飛躍的進化が必要であると考えられた. 色相空間疎表現サンプリングによるビデオ符号化については従前のイントラ予測符号化を置換する高能率符号化が可能であることを確認し,現行符号化技術 H.264/AVCと同一のの復号品質を 1/5 程度の受信データで可能とする方法を提案した. 品質評価については色彩類似度を考慮した部分参照型評価技法を検討し,原画全参照型と同程度の評価が可能であることを示した.
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