2012 Fiscal Year Research-status Report
単純かつ安価で広範囲において使用可能なチップレスRFIDの開発
Project/Area Number |
23560461
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Research Institution | Iwate Prefectural University |
Principal Investigator |
G Chakraborty 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 教授 (50250840)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松原 雅文 岩手県立大学, ソフトウェア情報学部, 講師 (70363728)
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Keywords | 金属片アンテナ / チップレスRFID / 対数周期アンテナ / ソフトコンピューティングアルゴリズム |
Research Abstract |
本研究の目的の1つは,チップレス RFID の周囲に存在する金属物によるノイズの影響を見積もることである. これを確認するため,2012年度において,我々は,電波の影響がない無響環境を構築した. この無響環境下で実験を行うことにより,ノイズに影響を受けない状態での金属片アンテナの振る舞いを確認した. このような環境下で多くの実験を行い,受け取った信号を確認することにより,我々は,共鳴周波数を算出する新しい手法を提案した.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでに行った無響環境下での実験結果から,我々は,共鳴周波数を算出するよりよい方法や金属片アンテナに格納可能な情報量を算出する方法を発見した. これらの成果は,国内外の学会において,すでに発表済みである. その他,13件の招待講演,キーノートスピーチにおいても,公表済みである.
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Strategy for Future Research Activity |
現在,我々は,円形の金属片を用いた実験を行っている.これまでは,正方形あるいは長方形の金属片を用いてきた.しかしながら,この場合,アンテナと金属片RFIDの間における角度の変化が,金属片の長さの計算に大きく影響することが問題となっていた. 円形の金属片を用いることにより,このような問題を回避することが可能である. 工場等での実使用においては,電波の入射角度と反射角度は,必ずしも一定ではなく,このような不完全な状況が結果にわずかな影響を及ぼす. 我々は,この変化が共鳴周波数の算出に及ぼす影響を評価する実験を行う. 最終的には,金属片からアンテナまでの距離を変化させることにより,我々が使用可能な設備において運用可能な最大の距離を導き出す予定である.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初の変更なく、使用する計画である。
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Research Products
(7 results)