2011 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23560612
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
WELLS John C. 立命館大学, 理工学部, 教授 (60301644)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | sorting / seiving |
Research Abstract |
水平軸の回転ドラムによる実験において、今までの粒子径が一様のケースの次の段階として、粒径の小さいものを数個足して、それるのtest particleの直径の影響を着目しながら解析を進行させた。ヒストグラムなどを解析した結果、「雪崩」を受けるせん断層において、粒径が小さくなると早く落ちることが観察される。その分、下流はの輸送が遅くなり、粒径によりlongitudinal shortingが生じる。この効果を定量的に評価するため、平均河床に直行する軸上におけるtest particleの存在頻度のヒストグラムをプロットした。直径12mmビーズの河床に、直径6mmと10mmのtest particleのヒストグラムははるかに違って、空気中においても油においても直径6mmの場合の分布の幅は片方の半分程度でした。また、回転軸が垂直な水槽において、形成するrippleの特徴を記録した結果を妥当に無次元化すれば、文献の実験結果と合うことが確認された。今後のシミュレーションにおいて自由水面を含む3次元計算を行う予定であるため、水面の挙動と粒子の運動のの関係重要な課題となる。これにむけて、水面における全水頭と渦の運動と粒子の運動と結ぶ積分関係を導いた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
実験の解析や装置の開発に力を入れた分、計算プログラムの開発が遅れています。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画のとおり、順次に進んでいく予定です。計算プログラムの並列化について、学外の協力者の協力をいただくことを検討する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
当初の計画のとおりです。昨年度使っていなかった経費を実験装置の作成に使用する。出張する学会について、AGUのFallMeetingに参加することを止めて、変わりに 1st International Conference on Frontiers in Computational Physics: Modeling the Earth System (Boulder, CO, USA 16 - 20 December 2012)に参加する予定に変更する。
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Research Products
(3 results)