2013 Fiscal Year Annual Research Report
地域気候特性の分析に基づく住宅の環境配慮デザインの方法論の提案
Project/Area Number |
23560697
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Research Institution | Akita Prefectural University |
Principal Investigator |
松本 真一 秋田県立大学, システム科学技術学部, 教授 (70209633)
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Keywords | 住宅設計 / 環境配慮デザイン / パッシブ暖冷房 / 地域気候特性 / 気候区分図 / 震災復興住宅 |
Research Abstract |
本年度(最終年)の研究実施計画は、昨年度末に再策定した全体研究工程(1~6)のうち、以下の3工程である。 4:「環境配慮デザインの方法論」実践のための「分析ツール群」等の開発…特定の手法が地域ごとに評価できる一連の分析ツールを作成し、設計者の判断材料として提供する。また、既開発の住宅用熱負荷計算プログラムを、デザイン手法の総合的最適設計ツールとして使えるよう、エネルギー消費量や炭酸ガス排出量の予測評価が可能なものに改造する。 5:「環境配慮デザインの方法論」に基づく設計資料の作成…いくつかの地点に対する例題を準備し、4の研究成果の適用過程などの結果を説明する資料を作成する。また、環境設計の基礎となる図版やマップを作成し、資料として整備する。 6:「環境配慮デザインの方法論」、「分析ツール群」および設計資料の公開準備…研究成果を取りまとめ、ネットワークサーバーを構築して、成果の発信を試みる。 工程4については、年度初頭に計画した通りには進展せず、26年4月現在、炭酸ガス排出量予測評価の部分が不十分なため、完成品とは言い難い。一方、工程5はPDF資料として十分な成果物を整備できたが、4の遅れに伴い、今後、微修正・加筆を要する。また、工程6については基本的なフレームの構成が完了し、仮の成果(β版)による内部テストも実施したが、当初の計画通り、学外のユーザー(設計者)による評価には至っていない。6月末には、当初計画水準の成果に到達するよう、鋭意フォローアップ作業を実施している。
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