2011 Fiscal Year Research-status Report
一般市街地における景観形成行動を支援する市民参加型都市景観データベース技術の開発
Project/Area Number |
23560730
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Research Institution | Tokyo Metropolitan University |
Principal Investigator |
饗庭 伸 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (50308186)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 史子 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 准教授 (80297613)
真鍋 陸太郎 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30302780)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 景観 |
Research Abstract |
既往研究で開発済みであった市民投稿型景観画像データベースを活用し、一般市民を対象にデータベースの試用ワークショップを4回にわたり開催した。その過程で市民投稿型景観画像データベースの改良点が多く見つかったため、同システムの改善を行った。また、ウェブベースの景観脳づくり支援システムの開発をすすめ、基本的な設計を行い部分的にシステムを構築した。市民投稿型景観画像データベースの改善版については一般市民を対象に2月に再試用を行い、再び改良点を明らかにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
実際に一般市民を対象とした試用ワークショップにおいて、その使いにくさや欠点が多く指摘され、それを踏まえた改善をおこなったためである。欠点は機器の欠点、システムの欠点、システムのインターフェイスの欠点があるが、インターフェイスについて重点的に改善を行った。
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Strategy for Future Research Activity |
ウェブベースの景観脳づくり支援システムの開発と、市民投稿型景観画像データベースの改善を完了させ、広く一般市民を対象とした試用社会実験(ワークショップを伴わない)を行い、データベースのデータ充実を行う。そのデータをもとに、景観形成行動支援システムの開発を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
ウェブベースの景観脳づくり支援システムの開発と一般市民を対象とした試用社会実験に重点的に研究費を使用する。
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