2011 Fiscal Year Research-status Report
ヒトMATE型輸送体の構造と機能及びトランスポートソーム
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23570168
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
大塚 正人 岡山大学, 自然生命科学研究支援センター, 准教授 (30243489)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | MATE / transpoter |
Research Abstract |
肝臓及び腎臓における薬物排出を司るtransepithelial輸送に関与するトランスポーター分子は数種類存在している。これらのトランスポーター分子群は協奏的に機能して薬物排出機能を発揮していると考えられている。このことから、腎臓の糸球体における薬物の排出は厳密に制御された機構により調節されていると予想される。すなわちMATEが何らかの活性調節を受けている可能性が示唆される。また、MATEのC末端付近には比較的長大な可溶性の部分が存在している。この仮定に基づきMATEの親水性領域等に相互作用する制御分子を探索した。探索にはTwoHybridシステムを利用した。その結果数種の機能性タンパク質が同定出来た。そして、それらのタンパク質遺伝子をクローニングし、MATEとの相互作用を詳細に調べてみたところ、確かに in vitro で相互作用していることが確認された。現在、MATEを中心としたトランスポートソームの詳細を明らかにしつつあるところである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
当初の目的は、MATEと相互作用する蛋白質を同定し、機能解析を行うことであったが、実際に4つの蛋白質を同定することが出来、現在機能解析も進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
今後はMATEと相互作用するタンパク質の機能解析を中心に進めていく予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
ほぼ消耗品に使用する。
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