2013 Fiscal Year Annual Research Report
生殖腺特異的microRNAの機能解析と分子ネットワークの解明
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23570265
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Research Institution | National Research Institute for Child Health and Development |
Principal Investigator |
高田 修治 独立行政法人国立成育医療研究センター, システム発生・再生医学研究部, 部長 (20382856)
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Keywords | microRNA / セルトリ細胞 / フォリキュラー細胞 / 性分化 |
Research Abstract |
昨年度microRNA-202の標的としてルシフェラーゼアッセイによりActivin receptor type 1A (Acvr1)を同定した。しかし、Acvr1は広く使われているTarget ScanなどのWEBベースの配列から推測するmicroRNA-202の標的としてはリストアップされていない。そのため、ルシフェラーゼアッセイによりAcvr1のどの領域をmicroRNA-202が認識しているのかを検討するため、Acvr1のnested deletion clonesを作製し、ルシフェラーゼベクターに組み込んだ。microRNA-202強制発現ベクターと共に培養細胞へトランスフェクション後、ルシフェラーゼアッセイを行ったが、明瞭に標的である配列を検出することができなかった。実験系の問題あるいは複数箇所認識部位が存在するためにこの方法では検出できなかったのかもしれない。また、Acvr1の強制発現による効果を検討するため、ゲノム上のmicroRNA-202の上流配列をプロモーターとしてAcvr1を発現させるトランスジェニックマウスの作製を試みたが、トランスジェニックマウスを得ることができなかった。今後作製し直す予定である。 ゲノム編集により作製したmicroRNA-202ノックアウトマウスのF0世代をC57BL/6にかけ合わせ、F1マウスを作製した。F1マウスをかけ合わせることによりノックアウトマウスを作製した。精巣の内部構造に異形成が見られた個体が存在しているが、まだ表現型を確定できていない。今後表現型を確定する。
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Research Products
(5 results)
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[Journal Article] Production of Sry knockout mouse using TALEN via oocyte injection.2013
Author(s)
Kato T, Miyata K, Sonobe M, Yamashita S, Tamano M, Miura K, Kanai Y, Miyamoto S, Sakuma T, Yamamoto T, Inui M, Kikusui T, Asahara H, Takada S.
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Journal Title
Scientific reports
Volume: 3
Pages: 3136
DOI
Peer Reviewed
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[Journal Article] Targeted gene deletion of miRNAs in mice by TALEN system.2013
Author(s)
Takada S, Sato T, Ito Y, Yamashita S, Kato T, Kawasumi M, Kanai-Azuma M, Igarashi A, Kato T, Tamano M, Asahara H.
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Journal Title
PLoS One
Volume: 8
Pages: e76004
DOI
Peer Reviewed
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[Presentation] TALEN技術を用いたSry KOマウスの作出
Author(s)
加藤朋子, 宮田康平, 園部未来, 山下聡, 玉野萌恵, 宮本新吾, 佐久間哲史, 山本卓, 乾雅史, 菊水健史, 浅原弘嗣, 高田修治
Organizer
第36回日本分子生物学会年会
Place of Presentation
神戸ポートアイランド(兵庫県)
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