2013 Fiscal Year Annual Research Report
生物学的製剤及び分子標的薬投与下の重篤感染症、日和見感染症に関する薬剤疫学的研究
Project/Area Number |
23590171
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
田中 みち 東京医科歯科大学, 医学部, 非常勤講師 (50277141)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
南木 敏宏 帝京大学, 医学部, 准教授 (00282749)
小池 竜司 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 准教授 (50250220)
針谷 正祥 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (20238207)
宮坂 信之 東京医科歯科大学, 医学部, 非常勤講師 (30157622)
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Keywords | 膠原病 / 免疫抑制療法 / 日和見感染症 |
Research Abstract |
「生物学的製剤および分子標的薬による免疫抑制療法下の膠原病患者における重症・重篤・日和見肺感染症に関する薬剤疫学的研究」として、平成25年度には、以下に記す臨床研究を実施した。 第1は、「免疫抑制療法下の膠原病患者における重症・重篤・日和見肺感染症の前向きコホート研究」である。この研究は、昨年度にWebシステムにて患者の登録が終了し、各研究施設におけるすべてのデータの収集が完了した。収集したデータを元に、データベースを構築し、解析を行った。解析結果は、各種学会、研修会で発表した。また、解析結果は、”Assessment of risks for pulmonary infection in patients receiving immunosuppressive treatment for connective tissue diseases: A report from a large-scale prospective cohort study”というタイトルでJournal of Rheumatologyに投稿予定となっている。 第2の研究は、「アダリムマブ投与下のニューモシスチス肺炎に関するケースコントロール研究」であったが、これは昨年度に、データ収集、データベース構築、データ解析が終了し、結果を論文にし、医学雑誌に掲載された。本年度は、この結果を踏まえて、免疫抑制療法を受けるリウマチ性疾患患者を対象としたより適切なニューモシスチス肺炎の予防投与方法を検討するための「ST合剤減量・漸増投与試験」を計画し、実施中であり、174例を目標登録数として、現在138例が登録されている。これら対象患者の登録を進めるとともに、データの収集を行っている。
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