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2012 Fiscal Year Research-status Report

胚中心での新規なシグナル分子群発現調節によるB細胞選択の解析

Research Project

Project/Area Number 23590568
Research InstitutionKyoto University

Principal Investigator

疋田 正喜  京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60228715)

Keywords胚中心 / B細胞 / 選択 / 免疫応答 / CD3
Research Abstract

B細胞欠損マウスに野生型およびCD3eノックアウトマウス由来のB細胞を移植後に免疫する方法、また、これらのマウスの骨髄細胞を移植する方法により、正常B細胞を持つマウスとCD3eを欠失したB細胞を持つマウスを作出し、それらのマウスにおける免疫応答を検討したところ、正常B細胞を持つマウスに比べてCD3eを欠失したB細胞を持つマウスにおいては、高い免疫応答が認められた。この結果は、前年度までに得られた予備検討の成果が正しいものであることを示している。
加えて、本研究年度においては、前年度に作成したRamos B細胞株由来のCD3e陽性細胞を用いて、CD3eの発現とアポトーシスにどのような関係があるのか検討をしたところ、CD3eを介するシグナルがBimによるアポトーシスの制御に関与していることを示唆するデータが得られた。
また、CD3eのプロモーター領域についてもクローニングを行いレポーター系を作成した。現在、当該レポーター遺伝子を用いてB細胞における制御様式を解析中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

申請書においては、本年度においては主にプロモーター解析を行うこととなっており、実際に解析を進めていることから順調に進んでいると考えられる。また、CD3eコンディショナルノックアウトマウスについても、作成が順調に進んでいることから、概ね順調に進展していると考えられる。

Strategy for Future Research Activity

作成したコンディショナルノックアウトマウスについて解析を進めるとともに、CD3eノックアウトマウスにおいて、これまで知られていなかったB細胞の機能異常について解析を進める

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

主に、マウスの解析に重点的に研究費を充てる。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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