2013 Fiscal Year Annual Research Report
若年女性の子宮頸がん検診受診率や子宮頸がん発症の推移とその要因の前向き調査
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23590771
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
岡本 聡 東北大学, 大学病院, 臨床検査技師 (40420020)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
目時 弘仁 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 講師 (20580377)
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Keywords | 子宮頸がん / HPV / がん検診 / 遺伝環境要因 |
Research Abstract |
本研究では、エコチル調査の宮城県対象者を中心に登録作業を行った。エコチル調査は宮城県内で平成26年2月末までに9,181名の妊婦の参加があった。ベースラインデータの登録は5,939人で、対象者の身長と分娩直前の体重の中央値とその4分位範囲は158.0(154.0-162.0)cm、63.7(58.4-70.0)kgであった。 エコチル調査の宮城県での参加者の基礎特性は先行研究の結果やの結果とほぼ同等であった。本研究では、子宮頸がん検診における細胞診の結果はのべ1899人分を集積しており、本対象者の平均年齢は30.6歳であった。平成23年の人口動態総覧の第4表から、出産時の母体年齢は30.7歳であるが、宮城県の同値は30.2歳となっており、本分析結果の30.6歳はこの値とほぼ同値で、宮城県の代表性を損ねていないと考えられる。また、調査自体への同意率も説明者の85%と高く、年齢構成・同意率の面から、対象地域の妊婦の代表性を大幅には損ねていないものと考えられた。 24年度の結果は896人中、NILM 866人(96.7%)、ASC-US 8人(0.9%)、ASC-H 1人(0.1%)、LSIL 10人(1.1%)、HSIL 11人(1.2%)で、要精検率は3.3%であった。25年度の結果は、1899人分の集積では、NILM 1818人(95.7%)、ASC-US 17人(0.9%)、ASC-H 5人(0.3%)、LSIL 33人(1.7%)、HSIL 26人(1.4%)であり、べセスタ分類に基づく要精検率は4.2%であった。各年代におけるベセスタ分類に基づく要精検率は20-24歳 8.9%、25-29歳2.7%、30-34歳3.1%、35-39歳3.8%であった。
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Research Products
(13 results)