2013 Fiscal Year Annual Research Report
日本と中国における虚血性心疾患と脳卒中の死亡率とリスク傾向の比較研究
Project/Area Number |
23590777
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
馬 恩博 筑波大学, 医学医療系, 助教 (00590770)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
我妻 ゆき子 筑波大学, 医学医療系, 教授 (40400676)
磯 博康 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (50223053)
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Keywords | 中国研究者との共同研究 / 脳卒中 / 冠動脈疾患 / 死亡トレンド / 危険因子 |
Research Abstract |
この研究では、冠動脈疾患・脳卒中に対する新しい介入戦略を探索し、発展させるため、日本と中国における、心血管疾患における死亡率と関連する危険因子を、両国で行われた一連の研究から比較し、この差異について調査や検討を行いました。この二カ国において利用可能なデータの直接比較、心血管疾患や関連した危険因子による死亡率の傾向を含む蓄積データから解析を行う必要がありました。 H25年度は、北京で開催された、これらの疾病に関連する研究における国際会議に参加しました。その際、第2段階の研究に関し、中国における研究者と、中日における現在の有効データの検討、総括、および論文発表の骨組み改正等、討議をしました。 日本人における冠動脈疾患・脳卒中と他の心血管疾患の死亡1960-2005トレンドを作成しました。中国人における都市と農村において冠動脈疾患・脳卒中と他の心血管疾患の死亡1990-2005トレンドについては中国の研究者が作成しました。それらのデータをもとに、年齢別全死亡パターン、生活習慣と関連する危険な原因を含む両国の年次報告のデータの質、妥当性を確認しました。H25年度、中国の研究者3名を日本へ招聘しました。大阪大学、国立がんセンターにて会議を行い、どのように大型コホートの研究データを使用するか、日中における疾病の死亡と危険な原因の相違の可能性、また論文の骨組みと一部草稿における改正等、討議しました。両国が脳卒中をおこす乏血性心疾患との死亡において、主に関連する危険な原因についての資料についてはすべて国際的な方法を使用しており、そのため、当研究の中で特別に、危険因子に対する現地調査を行う必要はありませんでした。 日中両国での脳卒中や冠動脈疾患による死亡パターンと主な要因の違いを比較するための論文を執筆中です。
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