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2011 Fiscal Year Research-status Report

睡眠状況と高感度CRPとの関連の縦断的検討

Research Project

Project/Area Number 23590817
Research InstitutionKanazawa Medical University

Principal Investigator

中村 幸志  金沢医科大学, 医学部, 准教授 (80422898)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 中川 秀昭  金沢医科大学, 医学部, 教授 (00097437)
Project Period (FY) 2011-04-28 – 2014-03-31
Keywords睡眠 / 炎症 / 高感度C-反応性蛋白 / 追跡調査
Research Abstract

本研究は,大規模な一般集団を対象にして、睡眠時間や総合的に評価した不眠の有無と代表的な炎症マーカーである高感度C-反応性蛋白(高感度CRP)との関連を縦断的に検討するものである。 本研究の遂行にあたり、まず研究者の所属機関の倫理審査委員会へ研究実施計画を提出し、その承認を得た。また、本研究の対象集団が所属する富山県内の某製造業事業所の責任者らと研究実施のための現場の調整を行った。対象事業所の完全衛生委員会で研究実施内容を説明して了承を得るとともに、従業員に対しても文書やイントラネット、掲示板で通知して了承を得た。 その後、本追跡研究のベースラインに相当する平成21年に実施した睡眠状況(日本語版ピッツバーグ睡眠質問票に基づく評価)に関するデータやその他の生活習慣(喫煙,飲酒,運動,食事)データを整理するとともに、同年の健康診断(身長、体重、血圧など)のデータを収集して、さらにデータ入力やデータクリーニングを行った。また、同年の健康診断時に採取されて凍結保存されていた血清を用いて高感度CRPを検査機関に委託して測定して、そのデータを得た。そして、これらのデータを突合させて、5,043名で構成される対象集団のベースラインデータセットを完成させた。 ベースラインから3年経過した時点となる次年度(平成24年)の健康診断時には再び高感度CRPの測定を行う予定であるが、その実施に向けた準備を行った。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究者の所属機関の倫理審査委員会の承認を得られ、また、対象事業所の責任者、安全衛生委員会および従業員の了承も得られて、研究を開始している。ベースラインの睡眠状況やその他の生活習慣、健康診断のデータを収集して、突合させて、対象集団のベースラインデータセットを完成させるという当初の今年度の計画を遂行できた。

Strategy for Future Research Activity

平成24年の健康診断時に追跡対象者の高感度CRPを再度測定し、分析データセットを完成させる。また、今年度に完成したベースラインのデータセットを用いて、睡眠状況と高感度CRPの断面の関連を検討する。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

次年度の研究費は、主に追跡対象者の高感度CRPを再度測定することに使用する予定である。

URL: 

Published: 2013-07-10  

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