2011 Fiscal Year Research-status Report
メタボリック症候群への生活習慣教育の総合評価:メタボシミュレータ利用とメタ分析
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23590831
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
山岡 和枝 帝京大学, 大学院公衆衛生学研究科, 教授 (50091038)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | メタアナリシス / メタボリック症候群 / 生活習慣教育 / 多変量 / 評価 |
Research Abstract |
本研究は、メタボリックシンドローム(MeTS)改善のための生活習慣病予防のための教育効果の評価に関する研究として、システマティックレビューとメタアナリシスを実施する。本研究での研究仮説は「生活習慣教育プログラムに基づく教育を行った群は、それを行わなかった対照群に比べてメタボリックシンドローム(MeTS)からの改善がみられ、また、その診断基準の個別のリスクファクターの改善が見られる。」とした。 この評価研究をさらに深め発展させることを目的として、今年度は特に以下に焦点を当て、研究を遂行した。すなわち、平成23年度前半ではRCT研究を対象として文献レビューを行い、メタボリック・シミュレータのメタアナリシスへの適用に関する方法論の検討および多変量メタアナリシス、ネットワークメタアナリシスに関する方法論のレビューを行い、その一部についてSASを用いた解析プログラムの作成を行った。さらに後半ではメタボリック・シミュレータによるメタボリックシンドロームの統一的評価を用いたメタアナリシスの実施を行い、単変量および多変量メタアナリシスによる分析を試みた。多変量メタアナリシスはまだその性質も十分に検討されているとはいえず、いくつかの問題点が考えられた。以上の結果を国際学会(国際臨床統計学会)に発表し、結果の一部について論文の作成を行、国際誌に投稿する準備を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
予定した内容についてほぼ達成でき、その成果も論文発表する準備段階に至っていることから、おおむね順調に進展していると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
前半ではRCT研究対象とした文献レビューを続けるとともに、多変量メタアナリシス、ネットワークメタアナリシスに関する方法を取り入れたメタアナリシスについて、その性質・特徴を分析することを図る。特に後半では相関構造やデータの分布状況との関連を,シミュレーションデータなども利用して検討し、単変量メタアナリシスと多変量メタアナリシスの実施上の問題点などについて明確にするよう図る。研究成果は国際学会などにおいて発表していく。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
本年度の研究費の主な支出として、文献レビューを行い、資料を整理するための人件費にあてる。また、研究成果を発表するための海外旅費1名分に使用する予定である。なお、繰り越した14,374円については人件費の不足分にあてる予定である。
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Research Products
(8 results)