2011 Fiscal Year Research-status Report
超高齢者の野菜摂取量が認知機能,血管内皮前駆細胞数および脳萎縮に及ぼす影響
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23591278
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
渡嘉敷 崇 琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10336365)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 地域住民高齢者 / 認知機能 / 食生活 / 野菜 / 脳萎縮 / 血管内皮前駆細胞 |
Research Abstract |
超高齢者の野菜摂取量が認知機能および血管内皮前駆細胞数,脳萎縮に及ぼす相関性を評価する目的とし,平成23年度は80歳以上の地域住民を対象に研究参加者のリクルート,同意取得を行った.194名の同意取得を得る事ができた.これら対象者に身体計測および採血等の検診,面接調査(認知機能評価など),食生活調査(野菜摂取量など)および希望者でかつ禁忌事項のない対象者に対し頭部MRIの撮影を行った. 平成23年度末までに検診,面接調査および頭部MRI撮影まで終了したのは60例である.全ての予定対象者の調査が完了しておらず,そのため結果の最終集計および解析は行えていない.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成23年度に予定した対象者の検診(身体計測・採血)および面接調査は予定人数を終了した.頭部MRI撮影に関してもほぼ完了しており,研究の進捗は概ね順調である.
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Strategy for Future Research Activity |
平成23年度に調査対象とした194名のうち調査が完了していない対象者に対し,調査を行っていく.また,すでに全ての調査が完了した対象者に対し,個別に結果説明を実施していく.個別に主任研究者が結果説明をする事で調査時点での認知機能障害の有無を再度確認していく.今年度中に全ての調査を完了する予定である.結果の集計・解析,分析を進めていく.
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
解析結果により保存血清より追加する検査項目が予想されるため次年度申請予算額の7~8割を充当する予定である.また次年度(平成25年度)は研究計画で最終年度にあたるため,コレラの研究結果を腫瘍学会で発表予定のため,次年度申請予算額の2割程度を旅費に充当する予定である.
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