2012 Fiscal Year Research-status Report
月経前不快気分障害の病態発生に関した前方視的調査研究
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23591702
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Research Institution | Mie University |
Principal Investigator |
岡野 禎治 三重大学, 保健管理センター, 教授 (90169128)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉山 隆 東北大学, 大学病院, 准教授 (10263005)
高山 恵理奈 三重大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90589847)
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Keywords | 月経前気分不快障害 |
Research Abstract |
研究分担者および三重大学病院母性棟スタッフと協議して、研究倫理委員会承認後に調査資料など完成した。調査の評価票としては、①産後5日目のマターニティ・ブルーズ(Stein, 1980) 、②産後うつ病の重症度には、エジンバラ産後うつ病自己評価票 Edinburgh Postnatal Depression Scale (EPDS) 、③PMDDの自己評価票 PSST ( Premenstrual Symptoms Screening Tool)(Steiner et al 2003)(McMaster大学から、日本語版の版権許諾を受けて使用)、④周産期の不安状態・抑うつ状態には、 Hospital Anxiety and Depression Scale (HADS; Zigmond&Snaith, 1983)、⑤出産の問題 とライフイベントの困難のスケール(今回の調査用に特別に作成)を用いた。2013年2月から、1)産褥期の性周期再開後のPMDDの時点有病率を明らかにすること。2)PMDDと社会心理的要因、産科的要因との関係を明らかにすること。さらに、3)産褥期うつ病性障害との併存の有無について調査して、PMDDと産褥期のうつ病の関連性を明らかにするために、三重大学病院母性棟で出産を目的に入院した産褥婦を対象として、研究協力者が、妊娠後期に外来にて妊産婦に研究趣旨の説明と協力要請とエントリーの開始した。さらに産後5日目、産後1ヶ月目に調査票を送付して、回収している。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度、PSSTの版権使用について、カナダのMcMaster大学の版権関連センターとの日本語版に関した使用方法についての交渉が数か月続いたため、研究開始が今年度の後半に至り、やや遅れたが、倫理委員会の承認後は、調査票を完成して、研究分担者の指導のもと妊産褥のエントリーが順調に進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後、エントリーした産褥婦の性周期の再開時期を産後6ヵ月、および産後1年後の2つの時点に絞って、PSSTなどの自己質問票を送付回収して、データの集積を行う。現在のところ、月に20名の割合で、エントリーしていることから、今後2年間で300名の対象をリクルートできる予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
アンケート調査票の送付および回収の役務費、調査票の回収およびデータ集積のための人件費、情報収集のための旅費、予備解析のための統計解析の情報提供
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