2014 Fiscal Year Annual Research Report
高分解能MR内視鏡の開発とその臨床的有用性に関する研究
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23591753
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
山田 一郎 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (90182518)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熊谷 二朗 東京医科歯科大学, その他の研究科, 准教授 (80280973) [Withdrawn]
伊藤 栄作 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (80345298)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | MRI / 内視鏡 / MR内視鏡 / 高分解能 / 病理組織学 |
Outline of Annual Research Achievements |
1. 高分解能MR内視鏡(MRE)の撮像を3-TのMRI装置と7-TのMRI装置を用いて行った。 2. 全身の各臓器の高分解能MREに適合する様々な形状と大きさのRFコイルについて撮像実験を行った。 3. 実験用ファントムを用いて高分解能MREの撮像実験を施行した。スピンエコー法、高速スピンエコー法、グラディエントエコー法及び高速グラディエントエコー法による高分解能MREを施行することにより、RFコイルの空間分解能、コントラスト分解能及び時間分解能を検討した。この結果に基づいて、最適な高分解能MRE像の得られるパルス系列、繰り返し時間 (TR)、エコー時間 (TE)、フリップ角、field-of-view (FOV)、マトリックスサイズ、スライス厚を検討した。 4. 実験動物を用いた高分解能MREの撮像実験を施行した。実験動物の臓器についてスピンエコー法、高速スピンエコー法、グラディエントエコー法及び高速グラディエントエコー法による高分解能MREを施行し、各臓器ごとに最適な高分解能MRE像の得られるパルス系列、TR、TE、フリップ角、FOV、マトリックスサイズ、スライス厚を検討した。 5. 実験動物から臓器の組織標本を作製し、それぞれの臓器における高分解能MRE像と組織像との相関性を検討した。 6. 手術によって摘出された人体の臓器を用いて、高分解能MREによる病理組織学的なレベルでの病変描出能力と病変の質的診断能力を検討した。 7. 消化管腫瘍については3-TのMRI装置と7-TのMRI装置を使用してDiffusion-Tensor Imaging (DTI)とq-Space Imaging (QSI)を施行し、DTIとQSIによる拡散強調高分解能MREの実行可能性を検討した。病変の質的な診断とともに、病理組織学的な壁深達度、リンパ節転移の有無並びに腫瘍の病期診断に関してDTIとQSIによる拡散強調高分解能MREの有用性を確認することができ、現在も引き続きその診断能力について詳細な検討を行っている。
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Research Products
(9 results)
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[Presentation] q-Space diffusion-weighted MR imaging of gastric carcinoma ex vivo: correlation with histopathologic findings.2014
Author(s)
Yamada I, Hikishima K, Miyasaka N, Kato K, Ito E, Kojima K, Kawano T, Kobayashi D, Eishi Y, Okano H
Organizer
The 100th Scientific Assembly and Annual Meeting of the Radiological Society of North America
Place of Presentation
Chicago, USA
Year and Date
2014-11-30 – 2014-12-05
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