2013 Fiscal Year Annual Research Report
64列検出器CTを用いた海綿骨骨梁構造解析による骨粗鬆症性脊椎骨折のリスク評価
Project/Area Number |
23591768
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
高須 深雪 広島大学, 大学病院, その他 (70565647)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 信弘 広島大学, 大学病院, 助教 (20363062)
坂井 晃 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70284221)
粟井 和夫 広島大学, その他の研究科, 教授 (30294573)
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Keywords | 骨粗鬆症 / 骨梁構造解析 / 多列検出器CT |
Research Abstract |
当初研究計画及び研究成果等 ① 続発性骨粗鬆症と対照例の骨梁パラメータの差の統計解析:多発性骨髄腫と対照間で骨梁幅、骨異方性度、フラクタル次元に有意差を検出した。胃切除後症例と対照間、および肝動脈塞栓療法除後症例と対照間で続発性骨粗鬆症有病率、骨梁パラメータおよび有限要素解析による破壊荷重、スティフネスに有意差を検出した。 ② 脊椎骨折を生じる骨梁パラメータの閾値の決定:骨折症例の蓄積中である。横断的検討では多発性骨髄腫骨折群と非骨折群間で、骨梁パラメータおよび機械特性に有意差を検出した。 ③ DXA骨密度と骨梁パラメータの脊椎骨折予測能を比較:DXAによる面積骨密度に対してCTによる体積骨密度の優位性を示すエビデンスが蓄積されており、申請者らは平成23年度よりcalibration phantomを用い、CTによる体積骨密度および組織骨密度で評価している。上述の各検討において組織骨密度に有意差を検出している。②同様、骨折症例の蓄積中である。
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Research Products
(8 results)