2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
23591772
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Research Institution | Kochi University |
Principal Investigator |
久保田 敬 高知大学, 教育研究部医療学系, 講師 (00304684)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 恭弘 高知大学, 教育研究部医療学系, 教授 (90152397)
西岡 明人 高知大学, 教育研究部医療学系, 准教授 (70237668)
濱田 典彦 高知大学, 教育研究部医療学系, 講師 (50423471)
刈谷 真爾 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (20314990)
田村 泰治 高知大学, 教育研究部医療学系, 助教 (80618124)
片岡 優子 高知大学, 医学部附属病院, その他 (90457391)
岩佐 瞳 高知大学, 医歯学系, 助教 (90566499)
鈴木 裕介 高知大学, 医学部附属病院, その他 (40587531)
青山 信隆 高知大学, 医学部附属病院, その他 (30614383)
仰木 健太 高知大学, 医学部附属病院, その他 (50614385)
森尾 一夫 高知大学, 医学部附属病院, その他 (10618185)
八百川 心 高知大学, 医学部附属病院, その他 (20618186)
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Keywords | MRI / 乳癌 / 抗癌剤 / 治療効果予測 |
Research Abstract |
初発乳癌に対する術前化学療法が無効であった場合、外科的切除の遅延といった不利益を患者は被ることになる。MRIによる拡散強調画像を用いて、術前化学療法の効果予測によって、そのような不利益を回避することを目標に研究を行った。MRIの拡散強調画像によるADC値(拡散係数)の他、治療前の腫瘍最大径や超音波測定した腫瘍最大径の早期変化率を効果予測因子に組み入れて効果予測能を比較検討した。組み入れた症例数は24人の乳癌女性患者の24腫瘍であった。抗癌剤治療はEC療法4回を基本としていた。EC療法1回目後のADC値変化率が統計的有意に治療効果を推定可能(p=0.016)であった。ADC値変化率によるROC曲線のAUC値は0.90(95%信頼区間:0.760-1.040)であった。今後はMRI拡散強調画像を用いた抗癌剤治療効果予測が治療開始早期に可能になっていく可能性が示唆された。
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Research Products
(1 results)