2013 Fiscal Year Research-status Report
くも膜下出血急性期における脳浮腫の解明:脳損傷に対するスタチンの脳保護作用
Project/Area Number |
23592104
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Research Institution | Jichi Medical University |
Principal Investigator |
草鹿 元 自治医科大学, 医学部, 准教授 (00265258)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 三衛 自治医科大学, 医学部, 教授 (70112620)
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Keywords | くも膜下出血 / 脳浮腫 / 脳血液関門 / スタチン |
Research Abstract |
くも膜下出血モデルラット28匹作成した(雄性SDラット・体重300-350g)。 くも膜下出血群11匹(平均体重327g・平均体温35.8℃・平均血圧108mmHg・死亡率27%) sham群8匹(平均体重323g・平均体温35.7℃・平均血圧115mmHg・死亡率12.5%) コントロール群9匹(平均体重335g・平均体温35.2℃・平均血圧104mmHg・死亡率33.3%) 以上のモデルラットを24時間で安楽死後、心臓還流し脳組織を摘出し凍結保存した(今後蛋白泳動の検体として使用予定)。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
臨床業務の増大に伴い、研究業務への時間配分が少なくなっている。平成25年度は共同研究者とともに実験を進めたが計画より遅れている状況である。今年度は、共同研究者をさらに増員し、研究を完結する予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
スタチンによる治療群を作成し、蛋白泳動を行う予定。また、神経学的スコア―などの、その他の評価についても精査する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
ラットの検体からのタンパク分析が予定通り進行しなかったことと、モデルラットの作成数が予定数に達しなかったため。 VEGF関連抗体の購入と、蛋白泳動解析の実施および、モデルラットの作成(とくに治療群)に使用する。
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