2012 Fiscal Year Research-status Report
ラット髄核留置モデルにおける全身または局所ストレス負荷が及ぼす疼痛関連行動
Project/Area Number |
23592169
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Research Institution | Fukushima Medical University |
Principal Investigator |
関口 美穂 福島県立医科大学, 医学部, 准教授 (00381400)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊地 臣一 福島県立医科大学, 医学部, その他 (80045773)
紺野 愼一 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (70254018)
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Keywords | 脳・神経 / ストレス / 疼痛 |
Research Abstract |
ラット髄核留置モデルにおける疼痛関連行動に対して、全身ストレスと非侵害刺激が与える影響を検討中である。 全身ストレス負荷として、拘束負荷(RS)(+), NP-RS(-), Sham-RS(+), Sham-RS(-)を設定し、非侵害刺激を加える群と加えない群の4群:NP-局所(Sti)(+), NP-Sti(-), Sham-Sti(+), Sham-Sti(-),に設定した。非侵害刺激は左足底に絵筆を用いて、毎日5分間の非侵害刺激を14日間連続で施行した。疼痛閾値は、術前と術後42日まで計測した。ストレスの程度を反映する血清コルチコステロンとNK細胞活性を術後14日目に測定し、全身ストレスとはストレス指標の増減が異なっていることが明らかとなった。各計測時点での、後神経節を採取し、炎症性サイトカインの発現を解析中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
各計測時点での、組織採取は終了しており、タンパク質の発現解析に進んでいることから、おおむね順調に進展している。
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Strategy for Future Research Activity |
組織学的検討とウエスタンブロットによる検討を同時進行し、データを集積する。検出が困難な物質については、学内で経験のある経験者とのネットワークにより、問題点を解決しながら、遂行する。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
動物購入費と試薬購入費として用いる。
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