2011 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
23592598
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
三村 治 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (60157584)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 裕人 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10434945)
木村 亜紀子 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10368524)
田片 将士 兵庫医科大学, 医学部, 病院助手 (60617984)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2014-03-31
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Keywords | 甲状腺眼症 |
Research Abstract |
眼窩抗原の眼周囲組織に対する炎症惹起への関与を明らかにする目的で、外科的治療が必要な甲状腺眼症患者より、外眼筋および眼周囲組織を採取した。得られた標本をRayBio Human Inflammation Antibody Arrayにより解析、外眼筋と脂肪組織が主な眼周囲組織とで抗体発現に顕著な違いが見られた。また、標本の一部より凍結切片作製とタンパクの抽出を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
手術の際に切除される不用な組織が非常に小さく、予想していたよりもサンプル数が得られない為。
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Strategy for Future Research Activity |
現在得られている結果に統計的な有意差を出すため、さらに組織を採取し、RayBio Human Inflammation Antibody Arrayを行う予定である。この結果をもとに、保存されている切片およびタンパクを用いて免疫組織学的検討・生化学的検討を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
RayBio Human Inflammation Antibody Arrayに5サンプル、約100万円を使用する予定である。また、免疫組織学的検討・生化学的検討に用いる抗体等に約50万円を使用する予定である。
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