神経系細胞に対するサリン類似化合物の細胞骨格制御系を介した毒性機構研究

2014 Fiscal Year Annual Research Report

• Project/Area Number: 23592669
• Research Institution: Hiroshima Cosmopolitan University
• Principal Investigator: 牧田 亨介 広島都市学園大学, 健康科学部, 准教授 (20321812)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 長尾 正崇 広島大学, その他の研究科, 教授 (80227991)
• Project Period (FY): 2011-04-28 – 2015-03-31
• Keywords: 急性中毒学 / 神経剤 / 細胞毒性

Outline of Annual Research Achievements

サリン類似神経剤投与時におけるヒト神経系細胞の障害メカニズムについて、細胞骨格分子の量的解析、その直接的な制御を行うリン酸化因子の量的・リン酸化状態解析の条件検討を継続して行った。mRNA量・タンパク量（細胞免疫染色及びウエスタンブロッティング）・リン酸化特異抗体による質的解析（同）の諸条件について検討した。並行してコンフォーカル蛍光顕微鏡での観察により、細胞内の各分子の動態を観察した。

Remarks

公開フォーラムにて講演
発表演題：「サリン曝露後の身体的・精神的自覚症状に関する研究」
フォーラム名：地下鉄サリン事件から２０年　～民間団体ができたこと・できなかったこと～　（NPO法人リカバリー・サポート・センター　主催）　 平成27年3月15日