2011 Fiscal Year Research-status Report
3D立体視が可能な歯科放射線学に関する学習支援教材の開発
Project/Area Number |
23592787
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Research Institution | Fukuoka Dental College |
Principal Investigator |
香川 豊宏 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (00258592)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 和久 福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (90105726)
稲冨 大介 福岡歯科大学, 歯学部, その他 (00454934)
木原 由香 福岡歯科大学, 歯学部, その他 (20425309)
福成 史子 福岡歯科大学, 歯学部, その他 (30510234)
白石 朋子 福岡歯科大学, 歯学部, 助教 (80580472)
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Project Period (FY) |
2011-04-28 – 2015-03-31
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Keywords | 三次元画像 / インターネット |
Research Abstract |
我々はこれまで学生教育に対して、視覚素材を多用して、視覚に訴えるコンテンツを開発してきた。そして、そのコンテンツは学生の知識の向上に役立つとの結果も得ている。現在、我々の開発したコンテンツはインターネット上に公開されており(http://radiology.nobody.jp)、国内外の10以上の歯学部で活用されている。 本件研究は、これらのコンテンツに直接、三次元空間に映像を描写する映像立体視システムを融合させ、教育効果は飛躍的に向上させることを目的とする。今年度は適切な三次元表示方式を探るための検討を行った。 現在、使用されている三次元表示方式は眼鏡式と裸眼式に分類される。これらの2方式について、まずは文献的な考察を行った。裸眼式にはパララックスバリア方式と、レンチキュラーレンズ方式があるが、いずれも簡易ではあるが、奥行き情報に乏しく、かつ観察者の位置に制約を伴うため、本研究においては不適であると思われた。次に眼鏡式の中にはアナグリフ式、偏光式、液晶シャッター式の三種類が存在する。現在の主流は偏光式であり、アナグリフ式、液晶シャッター式ともに眼鏡の構造に特殊性を要するため、本研究は偏光式で行うこととした。 引き続き、撮影法の三次元動画作成のためのデーター収集を行った。エックス線発生の知識を習得するためのコンテンツとして、歯科用エックス線撮影装置のヘッド部分の三次元画像化を行った。ガラス管球の内部(焦点、フィラメント、陽極、収束装置)および絶縁油、ろ過版、高電圧発生装置、コリメーターの三次元CG画像を作成した。CGはポリゴン生成とテクスチャー生成を行い、基本となる機材の3次元データを作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
特に大きな問題はなく、順調に進んでいる。
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度の三次元データを用い、三次元立体視が可能なCGアニメーションを作成する。また、作成した三次元データを展開像として応用することにより、ペーパークラフト化が可能ではないかと思われる。この点についても、引き続き検討を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
前年度のデータを元に管球(エックス線の主線)、フィルム、被写体の3つのオブジェクトの関係を3Dアニメーション化する。アニメーションは二等分法、平行法、咬合法、咬翼法について作製する。これらの3Dデータはデータ保存用機器のRAIDにて厳重に保存・管理を行う。加えて、前年度のデータを用い、放射線物理の学習が可能なバーチャルコンテンツを開発する。 また、三次元データのペーパークラフト化の試みも行う予定である。、
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Research Products
(1 results)