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2012 Fiscal Year Research-status Report

低侵襲グラフトレス治療のためのショートインプラントと荷重負荷の相関の解明

Research Project

Project/Area Number 23592855
Research InstitutionKyushu University

Principal Investigator

松下 恭之  九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (60159150)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 古谷野 潔  九州大学, 歯学研究科(研究院), 教授 (50195872)
江崎 大輔  九州大学, 大学病院, 医員 (10608970)
Keywordsインプラント / 荷重
Research Abstract

インプラント治療は欠損歯への補綴治療のオプションとして一般に広く用いられているが、オッセオインテグレーション獲得後の機能負荷開始後にインプラント周囲骨の吸収が起こるインプラント周囲炎が臨床上問題となっている。過度な力による骨吸収を起点として周囲骨の吸収が拡大するという報告はあるが、力を定量的に見た報告は少なく、インプラント周囲骨と応力の関係は明らかではない。そこで、本研究ではオッセオインテグレーション獲得後であってもインプラント体周囲の骨形成・骨吸収を促進する応力の閾値が存在するとの仮説のもと、以下の実験を行った。
まず、雄性ニホンシロウサギの脛骨をCT撮影し、骨質の確認、埋入するインプラント体の決定、3次元有限要素解析に必要な骨モデルの作成を行った。結果、皮質骨のCT値は1200~1400HUと人の歯槽骨と同じ程度であることから、bicorticalな埋入が可能であると判断し、有限要素解析ソフトMechanical Finderを用いて3次元骨モデルの作成を行った

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

大学倫理委員会の規定がかわり、当初動物への麻酔に使用していた薬品が使用できなくなり、新たに麻薬管理の免許取得を行ったため、動物実験の進行が予定よりも遅れているため、実験計画の進行は予定よりもやや遅れているが、問題はすでに解決しており、今後の進行には問題ない

Strategy for Future Research Activity

今後は上記動物を用いた実験を進めるとともに、並行して有限要素解析も行う。
動物実験では、インプラント埋入後、治癒期間を経て、4種類の荷重負荷を行い、荷重の大きさと骨への影響に関して、組織学的・形態計測学的評価を行う。
さらに、同様の実験を有限要素解析でも行い、骨内応力と骨吸収の相関を明らかにする予定である

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

研究費の大部分は、実験動物やインプラント体・パーツの購入、有限要素解析の費用に当てられる予定である。また、学会発表も予定しているため、一部は旅費に当てられる予定である。

URL: 

Published: 2014-07-24  

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