2012 Fiscal Year Research-status Report
インプラント周囲炎に対するインプラント表面処理法の新規開発
Project/Area Number |
23592904
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Research Institution | Kanagawa Dental College |
Principal Investigator |
星 憲幸 神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (20339782)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川瀬 俊夫 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (30084784)
木本 克彦 神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (70205011)
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Keywords | インプラント周囲炎 / 光触媒効果 |
Research Abstract |
新たな表面処理法を数種類考案し、その中でも特にインプラント周囲炎が生じた時に有効に作用する表面処理となりうる方法を専門家の意見を元に開発し、現在純チタンプレートを用いて細胞に対する優位性を検討しており、実際にインプラント周囲炎が生じた際に行う予定である手技等条件を検討している最中である。 また、既存のインプラント体を用いてのインプラント周囲炎惹起方法も確立できており、今後の生体での検討の下準備は終了しており、その際の評価法や既存インプラント体へのインプラント周囲炎予防について研究を平行して行いデータ収集が進み論文を作成する予定である。 更に光触媒効果の持続性についての論文も査読を受けている最中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
インプラント体表面に付与する光触媒の生成法を検討中で、化学的なデータでは優位性が示された。現在は、細胞での様々な条件における影響のデータ収集を行っている。 また、既存のインプラント体への予防方法については動物実験を行いデータ収集が終了し、その検討を行っている。
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Strategy for Future Research Activity |
細胞に対する有効的な表面処理法と実際に行う手技についての検討を行う。 また、インプラント周囲炎の原因細菌への除菌効果の検討を行う。 その後、動物実験においてその優位性の検討と手技等の検討を行う。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
細胞に対する有効的な表面処理方法とその方法をさらに検討する。 また、除菌効果についても検討し、有効的な表面処理法と治療法の基礎を作る予定である。
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[Presentation] インプラント周囲炎時における周囲組織の形態学的変化について (2)光機能化インプラントによる骨吸収形態の観察.
Author(s)
石井康鉉, 松尾雅斗, 星憲幸, 木本克彦, 高橋俊介, 高橋聡子, 李昌一, 小田切憲, 奥寺俊允, 川俣亮太, 櫻井孝
Organizer
神奈川歯科大学第47回総会
Place of Presentation
横須賀
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