2012 Fiscal Year Research-status Report
メラノコルチン受容体作動薬の骨代謝における作用の解析と顎骨壊死に対する臨床応用
Project/Area Number |
23592941
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
佐藤 毅 埼玉医科大学, 医学部, 講師 (60406494)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
千田 大 埼玉医科大学, 医学部, 客員講師 (90312842)
臼井 通彦 九州歯科大学, 歯学部, 助教 (10453630)
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Keywords | ACTH |
Research Abstract |
前年度に購入したRM2255にて硬組織切片作製を行った。千田博士は本年度より分担をはずれたため、組織切片作製・染色の依頼をした。染色後に骨形態計測を行い、MC2R-/-において皮質骨厚さおよび骨形成速度の上昇を認めた。MC3R KOマウスの個体化はできなかった。BRONJモデルマウスの作製は、Kikuiriらのzoledronate投与マウスにおける抜歯のプロトコールを参考に作製したが、マウスの臼歯の抜歯は手技的に困難であった。一方で、研究協力者(大学院生)が中心になって、顎骨壊死の治癒を促進する血管形成を促進する因子について調べたところ、あるサイトカインの発現が血管内皮細胞で高いことを見出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
MC3R KOの実験について進展していないことからやや遅れていると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
顎骨壊死の治癒を促進する血管形成促進因子が骨代謝にどのように関わるかを検討する予定である。引き続きMC2R KOの骨形態計測を行う予定である。MC3R antagonistの作製・購入などを検討する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
骨形態計測に必要な消耗品、生化学実験に必要な抗体や試薬の購入が必要である。また、研究協力者が国内および海外の学会で発表する予定である。
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Research Products
(1 results)