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2011 Fiscal Year Research-status Report

幼少期ストレスが発達期脳神経細胞の転写・翻訳制御に及ぼす影響-自閉症との関連-

Research Project

Project/Area Number 23593031
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

光畑 智恵子  広島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (10335664)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 香西 克之  広島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (10178212)
森田 克也  広島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (10116684)
Project Period (FY) 2011-04-28 – 2014-03-31
Keywords幼若期ストレス / 脳の発達
Research Abstract

自閉症を含む発達障害の発症機序は多くの研究が進められているが、未だ明らかではない。本研究の目的は幼若期のストレスが出生後のepigeneticな遺伝子制御へ及ぼす影響さらに発達障害の発症への関連の可能性を明らかにすることである。 幼若期ストレスがepigeneticな遺伝子制御へ及ぼす影響に関しては、幼若期ストレスとして出生早期の母子分離を2種類の分離期間により行うことにより、ストレスの大きさと血中コルチコステロン値の関連を調べた。出生後6週間、3ヶ月後で両ストレス群間に明らかな差は認められなかった。脳内コルチコイド、脳内バソプレッシンに関して現在サンプル調整を行って、測定準備を行っている。同時に神経シナプスでのRNA granules翻訳制御に及ぼす影響を調べるために現在、マウス胎児脳を用いた初代培養系により実験を進めていく準備を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

研究推進のための手続きならびに実験準備に時間が必要であったために研究のスタートが多少遅くなった。

Strategy for Future Research Activity

幼若期ストレスとして出生早期の母子分離を2種類の分離期間により行うことにより、ストレスの大きさと血中コルチコステロン値の関連を調べたが、出生後6週間、3ヶ月後で両ストレス群間に明らかな差は認められなかったことから、ストレスの時期ではなく、時間的な影響を調べるために新たな実験スケジュールで追加して行う予定であるが、その他は現在進行中のものをそのまま行っている予定である。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

研究遂行のために、薬品・試薬類、抗体、培養器材などが必要となるため、消耗品費として使用し、あわせて、情報収集等のため学会・研究会への参加のための旅費として使用する。

URL: 

Published: 2013-07-10  

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